日ハム球団のモチベーション、運営

日ハムは2016年に日本一になっているし、大谷を育ててMLBでも通用する選手としてポスティング移籍を成功させた。だからリーグ優勝へのモチベーションがどこまであるかというとよくわからない。予算の中でやりくりしながら、若手を育ててチームを若返りしていければ、優勝はできなくても構わないという考えがなんとなく大きい様には映る。

 

2012年に優勝した後、当時は全盛期だったチームの中心選手糸井をトレードで放出したことがあったけど、これも普通じゃ考えにくい。色々理由があって、一つには外野を一枠空けて大谷の出場機会確保のためという噂もあったとか。

 

ただ糸井を放出して、戦力が低下した結果2013年には最下位の結果に終わっている。その結果を受けて球団がどう考えたか。躍起になって翌年に優勝を目指したという感じはあまりしない。

 

大谷という素質抜群の選手をじっくり育てつつ、チームとしてまた少しづづ力をつけていこうという感じだったような気がする。そして大谷が投打ともにトップの選手に育った時に優勝を本格的に狙おうという考えのような気がした。

 

今の日ハムはレアードを放出して、清宮、王柏融の出場機会を確保しつつ、二人に経験を積ませて育てるということがかなり大きな優先事項になっているように思う。その中で優勝を目指せるなら目指す。無理なら若手を育てながら力を蓄えるという時期にするというそんな感じに思える。

 

 

2012年に優勝して、2016年に日本一になった。周期的には2020年の優勝でも問題があるわけでは無い。多分そんな感じの運営のやり方のような気がする。4年周期で優勝できればという考えなら、かなり余裕を持って計画的に球団運営できる。無駄にコストを掛けることも無いし。2019シーズンがその過渡期みたいなシーズンになっているのかもしれない。

 

 

ファン的には正直あまり納得できない運営スタイルだけど、それがあくまでブレないなら、そういうものとして見るしか無いのかもしれない。