7月、8月の日ハムチーム成績、フロントの責任

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数字を見てみると投手陣はいいとはいえないけど、めちゃくちゃ悪いとまではいえない。先発が崩れることが多いが、中継ぎは登板機会、イニングが増えている中凄く踏ん張っている。

 

 

何回もいってるけど打線のスランプがチームが苦しい一番の原因になっている。理由は色々あるんだろうけど、個人的には外国人野手は最低2人は取って、層を厚くしておかないと、点が取れなくなったときに打開策が出てこないところに繋がってしまうと思う。

 

日本人選手のチャンスが減ることは確かだけど結果打てなくて負けている試合が続いている以上、外国人野手をオーダーに並べて得点力を上げる必要があるのは当然だろう。今の打線だと先に先制されるともう負けてしまいそうな雰囲気になってしまうし、先発投手にも必要以上にプレッシャーが掛かってしまう。

 

今年はもう補強期間が終わっているので、今いる選手が頑張るしかないけど来年以降はレギュラーもある種白紙で、外国人野手を最低2人、下手したら3人くらい取って、今の日本人と競わせた上で出場機会を勝ち取れるような編成にしないといけないだろう。

 

若手育成のための出場機会を増やすためというチーム編成にしたところで、得点力が伸びずチームが負けてしまったら本末転倒になってしまう。それは来年以降の話だけど、今年に関してもロッテや阪神みたいにシーズン途中での野手補強に動くべきだった。7月が好調だった分、必要なしと考えてしまったのか元々頭になかったのかわからないけど、外国人がほとんど機能してないのに、シーズン途中の補強に積極的に動かなかったのが今のチームの失速に繋がっている部分は大きい。

 

選手、首脳陣に対して今のチーム状況についての批判が大きいけど、それと同等かそれ以上に外国人がほとんど機能してないのに、動こうとしないフロントの責任が大きいと思う。7月のチーム状況がよかったことで、ある種チームに対して見えなくなっていた部分があったというか、7月に機能していた外国人はロドリゲスだけであのチーム成績は出来すぎだったし、それが追加での外国人補強に動く必要が無いという考えにも繋がってしまったかもしれない。

 

その反動が今出てしまっている。日ハムのフロントは優秀という言われ方をよくするけど、限られた資金の中で成績を残すという意味ではそうだろうけど、結果的に今のチーム状況、外国人がほとんど機能してないということになっている以上、チームを勝たせるという意味では、批判を受けるところも大きいだろう。選手や首脳陣ばかりに責任を負わせるのはおかしい。