外国人補強、編成考

今のところ外国人の編成は

マルティネス、ロドリゲス、バーヘイゲン、王柏融の4人になっている。

 

今までの日ハムの外国人の編成は4人か多くて5人という編成だった。今年は王、マルティネス、ロドリゲス、ハンコック、バーベイトという野手1投手4という編成だったけど、1年機能した外国人はロドリゲスだけだった。

 

この外国人の低迷が一番チームの低迷に繋がってしまったと思う。日ハムは基本お金を掛けないし、外国人もぎりぎりの数しか取らない上に途中補強もしないので、スカウトが不発に終わると外国人の機能停止に繋がりやすい。

 

来年は今年5位に終わっている以上、今までのようなコストをとにかく掛けない外国人の編成の仕方をしている余裕は無いだろう。

 

来年は外国人を5人といわず最低6人、多分無いだろうけどできれば7人体制にしてほしい。それは難しいだろうからできて6人体制だろうけど、その内訳も野手3投手3にすべき。

 

投手はマルティネス、ロドリゲスは日本で実績があるし、バーヘイゲンもメジャーでは実績、経験が豊富な選手。だからこの3人というのはバランス的にはいいと思う。マルティネスのコンディションが心配だけど、2年連続成績を残せないなら、もう商品価値も何も無いので、不退転の決意で来シーズンに挑むものと思いたい。

 

野手は今は王柏融の一人だけ。彼は凄く期待が大きかったけど、成績は残せなかった。チーム事情的にも長打力の不足という側面があるので野手の外国人を長打力に欠ける王柏融一人に任せることはできないだろう。

 

野手の補強を考えるならチームの大きな穴になっているサード、長打力の不足を補う外野かDHの大砲候補。この二人を獲得して野手を3人体制にする。

 

そうやって外国人の編成を投手3人野手3人にして、外国人登録枠の4人を競争させることが今の日ハムの外国人の編成には必要なことだろう。そうすれば結果的に外国人の4人の枠が機能する確率を高くできると思う。

 

その編成ができれば調子の良し悪しやコンディションで、6人のうち4人を選ぶことができる。基本的には野手2投手2の編成がバランスがいいけど、場合によっては投手3野手1もできるし、多分無いだろうけど、野手3投手1という編成も一応はできる。

 

そういう体制にしておけば、その時々のチーム状況、チーム状態に応じて柔軟に外国人を編成できるし、安定した戦いに繋げることができると思う。

 

ここからの補強で毎度のごとくお金をけちったり、王柏融や清宮のチャンスを減らすことを危惧して、野手の補強を疎かにしたら今年と同じような下位に沈む可能性は非常に高いだろう。