繰り返しになるけど、この3週間はビジターの試合が多く、コロナ禍で外出がままならない中では疲労は普段以上に溜まってしまう。調整も難しくなるしホームと比べればパフォーマンスは落ちる部分は出てしまう。
その中で開幕カードで涌井、早川や楽天の中継ぎ陣と一通り対戦できたのは公式戦に入っているけど打者にとってはある意味いい調整にもなった。それをホームに戻った時に細かい調整に生かしても行けるし。
涌井、早川に関してはやられたとしかいえないが、次に対戦するときはホームでの対戦(ローテ通りなら)。そのときに対戦の経験とホームの利点を生かして攻略しないといけない。長いシーズンはやられた後にどうやりかえすかのほうが大事になってくる。言い方は悪いが涌井、早川と次に対戦するときはぶっ潰すくらいの執念を持っていてほしい。
西川の守備は論外だったが、中島の守備も彼の特長からいってあってはならないこと。彼は1軍に定着して以来硬い人工芝で守ることがほとんどになっているから土の対応は多分ファームの時より下手になってしまっている。2軍の上野は土での守備は粗いところもあるが2軍の中では群を抜いて安定している。
一度のミスで中島は土ではもう守れないとはいわないが、次もミスが起こるなら土のグラウンド限定なら上野を限定で1軍に上げて使うことも考えないといけないと思う(上野は人工芝の経験はあまり無いから人工芝の守備は中島が上だろう)。
この3連戦で誰が一番存在感があったかといえば野村という風に答える人が多分一番多いように思う。昨日の試合では無死満塁で回ってきて三振したが、早川としっかり勝負はできていたし内容は悪くはなかった(フルカウントまでいったし)。
彼の場合はいい結果だけでなく悪い結果のときも内容があるものが多いし、次に繋げていると感じることが多い(他の若手もこうあってほしいけど、なかなかいないのが現状)。クローザー松井相手にも追い込まれた後ヒットを打つなどしているし、開幕カードの中だけでも成長しているようにすら思えた。