日本ハムヤクルト小川獲得調査 以降のチーム編成補強考

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まずは小川獲得調査の感想から。日ハムが出せる条件としてはヤクルトが出した4年総額8億と同等くらいがマックスだろうと思う(年俸1.5億+出来高0.5億くらい?)。後は札幌ドームの広さだったりチームにとってこれくらい必要というアピールしかできないと思う。

 

ただあまりこういう動きをしない日ハムが獲りに来てくれたということだけで小川はいい印象を受けると思う。それが獲得に繋がるかどうか。

 

次の問題というか一番重要なのは小川の獲得に動くことが今のチームにとって最優先事項なのかということ。4年計8億というのが費用対効果として正しいのか。自分の考えとしてチーム編成で最優先することは外国人を今の5人体制でなく、噂にある6人でもなく7人体制にすることだと思う。

 

何度もいっているけとだけど王柏融はこの2年ほぼ戦力になってないし来季も戦力にはならないだろう。その選手が外国人の1枠を担っているだけで外国人5人体制でも実質4人体制。6人体制でも実質5人体制のようなもの。

 

日ハムの外国人は2年連続で12球団で一番戦力になっていない。今の5人体制からもう1人取って6人にしたところで実質5人体制と同じだし、まずは外国人をしっかり戦力として機能させることが編成的に必要なことだと思う。

 

費用対効果的にも中継ぎタイプの投手を1億前後で1人。大砲タイプの外野手を1億前後で1人。計2人取ることの方が編成的には優先事項だと思うし、コストもそれほど掛からない。外国人は枠があって4人しか同時に起用はできないけど4人が安定して機能しているチームは12球団見渡してもほとんど無い。だからそこの心配は必要は無いと思う。

 

そうやって外国人を7人体制にした上で余裕があるなら小川獲得に動く方が、自分はいいと思う。外国人をもう1人取って6人体制にする。小川をFAで取って先発を厚くする。そういう補強、編成は日ハムがいつも考えるコストパフォーマンスという意味では効率は悪いと思う。

 

王柏融の出場機会に配慮してこれ以上の野手は取らない。後一人の外国人獲得は投手。その上で小川獲得を目指すという編成の動きになるなら色々ちぐはぐかなと思う。

 

フロントが動いてくれているだけましなのは確かだし、仮に小川が取れれば、杉浦を後ろに回して後ろの厚みを出すという投手の編成ができるのも確か。

 

ただあくまで自分の意見として今後の編成で優先するのは外国人を後一人ではなく、投手、野手の一人ずつ(中継ぎと外野手)の獲得。FAに関しては小川は人的も絡むし優先しなくてもいいかなというものがある。

 

小川のFAに関して言えば巨人が菅野が抜けるなら、相当なお金を積んで取りに来られたら日ハムは敵わないのかなとは思うが。ただ補強に動いてますよというポーズだけで終わる可能性も日ハムの場合はある。