外国人編成からみる球団運営考

今季の外国人の編成は

マルティネス バーヘイゲン ロドリゲス 王 ビヤヌエバの5人。

 

それでチームに貢献できた選手はバーヘイゲンだけ。去年チームに貢献できた外国人はロドリゲスだけだったがそれと大差ない外国人の活躍度合いだった。

 

なぜこういうことが起きるかというと、日ハムはチーム編成にコストを掛けたくない、そして外国人の出場機会を増やすくらいなら日本人の若手にチャンスを与えたいという考えで外国人を編成しているので、外国人がほとんど機能しないことが必然になっている。

 

日ハムだけが外国人抜きで去年も今年もシーズンを戦っているのと大差は無い。多分来年以降も同じような考えで外国人を編成するだろう。

 

勝ち負けよりコストを抑えることと日本人の若手の出場機会を増やすことを優先してチームを運営しているのが日ハム。来季の編成を予想するならほぼ今年と同じかバーヘイゲンがアメリカに帰ってそこにバーベイトやハンコックのような投手を連れてきてそれで終わりだろう。

 

ビヤヌエバの去就はわからないけど五分五分か残る可能性のほうが高いかもしれない。日ハムの場合結果が出なくても贔屓の選手はずっとチャンスを与えてもらえる。その結果チームが低迷して、客が離れたとしてもフロントにとっては痛くもかゆくもない。

 

なぜならチーム運営のコストが掛かってないから動員が減って収入が減ったところで、運営に支障は出ないから。究極的に言えば外国人は一切取らずコストの掛からない日本人だけでチームを編成して、球場の観客動員も最悪0でも運営できるくらいの考えなんだろう。

 

確かNPBの規約として球団を保持する条件として勝ちにまい進する(ニュアンス)みたいな項目があったはずだけど日ハムはそれを守っていないと思う。コストがコストがしかいわないなら身売りするのが筋なのだけど、負けがいくらかさもうが、客が一切いなくなろうが、コストを最小限にして球団を保持するだけで親会社にはメリットがあるのが現状になっている。