今後の選手起用、ファースト守備考

ショートに関しては、守備重視なら中島、打撃重視で経験を積ませるなら平沼、その二人をサポートする形の谷内の3人。ファーストは基本中田で、対左の時は高濱。ミスを許容できるなら経験を積ませるために樋口。

 

サードも高濱、樋口に多くチャンスを与えたいし、もし野村が戻ってくるなら野村。育成という意味でも今後はそういう起用法が一番個人的には望ましい。シーズン3分の2結果が出てないにも関わらずずっとチャンスを貰っていた清宮、石井に最後の3分の1にチャンスを与えて何かが変わる道理が何一つない。

 

でもフロントはこの二人をレギュラーに据えると決めてチーム編成しているのでシーズン最後まで二人にチャンスが与えられ続けてしまう。もうファン的にはどうしようもない。栗山監督も今年辞めるだろう中で残り40試合をどういうモチベーションで采配を振るうのか。清宮、石井を今までの80試合と同じように起用することにほんとに意義を感じているのか。

 

守備に関して言うとファーストしかできない清宮より、サード、セカンドも上手いとは言えなくても試合で守っている高濱、樋口のほうがファーストは守れるだろう。中田は以前はレフトも守ったり、試合ではやらなかったがサードも守るなどして守備を色んな面から練習していたからファーストで名手と呼ばれる選手になっている。

 

清宮は去年まではレフトも守るなどして、守備を色んな面から見たりしていたが今年はファースト限定でそれが逆にファーストの守備も疎かになってしまう原因になっていると思う。守備負担が多いポジションの専念ならわかるけど、守備負担が軽いファーストの専念というのは、元々無い清宮の守備のセンスがさらに伸びない原因にもなっている。

 

清宮に関しては全てが裏目にいく育成になってしまっている。本当は3年ないし4年2軍で体力的なものもそうだし技術的、精神的に色んなものを学ばないといけないレベルの選手だった。守備もファーストに専念させていることが成長の機会を奪ってしまっている。

 

もうあえて今年に関しては今のやりかたを貫いて清宮がどうなるかを見たほうがいいのかもしれない。残り40試合の中で、全てに置いて成長が見られずチームの足を引っ張ることは間違いないが、それくらいしたほうが球団も清宮本人も方法、考え方を変えないといけないことに気づく可能性ももしかしたらあるのかもしれない。