ドラフトの採点は、高校生の指名が多いと高く評価される傾向がある。去年の日ハムもそうだった。だから高校生の指名が多かった去年の日ハムの評価が高くて、今年の評価が低いというのは、自然の流れなんだろう。
自分の評価としては去年も今年も概ね満足のいくドラフトになったと思う。名前を挙げると阪神のドラフトの評価が凄く高いけど、阪神の今年のドラフトは1位から5位まで高卒で並ぶという形で去年の日ハムのようなものになっている。
個人的な印象だけでいうと、1位の西は魅力を感じるけど2位井上、3位及川は自分的には上位の指名はどうなのかなと思っていたので、阪神のドラフトにそこまで魅力は感じなかった。
一番くらい評価が高いロッテも佐々木を獲ったことに関してはいいなと思うけど、それ以外は特別なにか思うことは無いし他の球団にもそういう風に思う。ドラフトは指名した選手だけでなく、チームの状況にどれくらい即した指名ができているのかというところまで見ないと評価はできないと思うし、日ハム以外の細かいチーム状況はわからないので、そういう意味でも他チームのドラフトの印象というのはあまり思い浮かばない。
日ハムのドラフトは巷では評価は低いけど、1位、2位の高卒3年目社会人の指名は多分初めてだろうし、二人をどう育成して戦力にしていくかは一つの新しい挑戦になると思う。これがうまくいくなら、即戦力だけど大卒より若いという選手の獲得、育成は日ハムの高卒を育成することが中心のスタイルの幅を広げることに繋げられると思う。
3位の上野に関しては下で書いたので、深くは書かないけどこの指名も身の丈にあった、今のチーム状況をしっかり分析できた指名になっている。4位以下はさすがにちょっとどうなるかは今はわからないけど、一人でも出てこれればという今は感じだろうか。