日ハム2軍の現況、ドラフトの評価、2軍の運営考

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日ハムの2軍の成績を見ると投手は、まだ色んな年齢層がいるけど、野手は高卒がほとんどで、育成も去年取り始めたので人数がカツカツで回している。

 

経験が足りない高卒中心かつ育成の人数も少ない中で2軍を回すのは、選手も首脳陣も負担は他のチームに比べれば大きい。今は2軍の試合数が増えているので、試合に出るのだけで精いっぱいの選手も多いように思う。体ができてない高卒の選手は特にそうかもしれない。

 

成績を見ても来年1軍で戦力になりそうな選手ってほとんどいないし、しいていえば今井がワンチャンあるかって感じだけど、簡単ではないと思う。

 

今のチーム編成のバランスの中で今年も高卒中心のドラフトはリスクのほうが大きい。今年のドラフトが高卒の選手一人で、他は大卒、社会人になっていて、育成でも3人取っているのは2軍の運営を余裕を持ってできるようにという考えもあるだろうと思う。

 

日ハムは選手ごとに打席数や投球回、登板回数を一定分確実に与えるという方針になっているけど、選手ごとに負担が掛かっていないかをしっかり把握しながらそれをしないと、試合に出るだけで手いっぱいになる選手や故障に繋がるリスクも考える必要はある。

 

特に体のできてない高卒1年目、2年目あたりの選手はそういう可能性も高いだろう。そういう意味もあって今年のドラフトで高卒以外の選手を多めに取ったのはいい選択だったと思う。

 

難波が打撃も守備も伸び悩んでる感じなのは試合に出るのに精いっぱいになっているのかもしれないし、高卒3年目の今井は2年目に怪我が多かった。野村は大きな故障をしてしまった。とにかく試合に出せば成長するというのが日ハムのフロントの考えなんだけど、色々なバランスも考えていかないと伸び悩んだり故障に苦しむ選手も増えてしまう。