パリーグに関してはソフトバンクでほぼ決まってしまったかなと思う。これは結局何が差を分けたか。
理由は一つとかではないんだけど、大きい理由を挙げるなら選手が流出しないソフトバンクと、選手が流出する西武、日ハムという違いかなと思う。
たらればはよくないけど西武が岸、浅村の流出を防いでいたなら。日ハムがレアードの流出を防いでたならどうなっていたか。ソフトバンクが認めていないポスティングの移籍も西武、日ハムは認めて菊池、大谷も流出した。
ソフトバンクからすれば、選手の流出を好待遇で防いでいれば、日ハム、西武は勝手に選手流出で弱くなってしまうような感覚もあるように思う。
防ぎようがあった流出、そうでない流出色々あるだろうけど、結果的にはそこが今の結果の差に結び付いていると思う。仮に防げなかったとしてもその後の穴埋めに関しては西武も日ハムも足りなかったところがあった。
西武は今年も打線の破壊力はナンバーワンだけど、浅村がいたときと比較すればどうしても落ちる。でも外崎のセカンドコンバートに加えて、外野(DH)の強打者を補強していたなら浅村離脱の戦力減を最小限に抑えられたように思う。
日ハムのレアードの流出に関しては、散々書いたのでここではもう書かないけど、西武、日ハム共に流出への対応、流出後の対応が十分で無かったことがチーム力の低下に繋がり、ソフトバンクの独走に繋がってしまったように思える。
ソフトバンクは強い、強いというけど、西武、日ハムの球団運営の甘さというか、優勝に賭ける気持ちの差が結果に繋がっているように思う。来年以降ソフトバンクに対抗するなら、そういう所から変えていかないとずっと同じ結果が続いていってしまう可能性が高いと思う。
球団を運営するための予算はチームごとに違うだろうから一概にいえない部分はあるんだろうけど、そこをずっと言い訳にしていたら、差はなかなか縮めることはできない。