日ハム外野考、守りありきのチーム

外野に関してはセンター西川は不動、両翼をどうするかというのが重要になってくる。基本的にはライト大田、レフト、DHを王柏融、清宮。他のレギュラー候補として浅間、松本、谷口あたりが割って入れるかという所になってきそう。



不安があるならレフトの王と清宮になってくるんだろうけど、この二人がどれくらいのレベルになってくれるか。王は今年ほぼセンターを守っていたし、肩もスピードガンで145キロを出すなど、ポテンシャル的にはかなり高いのではと見ている。しっかり練習すれば平均的なレフトの守備力には達するのではと思う。清宮に関しては今年1年で平均的なレフトのレベルになるのは正直厳しいと思う。



だから多少足を引っ張る前提でどれくらいレフトの経験を積ませられるかという所か。レフトで5,60試合くらいは出場機会を与えたいところだけど、勝ちを優先するならどうしてもDHあるいは一塁での出場機会が増えそうかなと思う。



チーム全体的に見て投手陣は不安が無いとは言わないけど、今年のシーズン前に比較すれば、層の厚さは確実に増している。ただ野手陣に関しては、全体的に未知な部分、不安な部分も多い。チームの方針的には野手は最悪打てなくてもいい、ただ守るのだけはしっかり頼むというものになるのではと思う。ロースコアゲームで負けるならそれはそれでしょうがないという考えが日ハムには合ってるかなと思う。



今年の西武やソフトバンクは打って打って打ちまくることで相手チームにプレッシャーを掛けていたけど、日ハムの場合は守って、守って、さらに守ることから相手にプレッシャーを掛けていくスタイルが来季のテーマじゃないかと思う。それが多分一番日ハムが勝ちを目指すうえで確率を上げると思うので、野手陣には打撃も大事だけど、それ以上に守備への意識を高めて、練習に取り組んでほしい。