アルシアの振り返り、王柏融の故障対策とか起用法とか

https://spaia.jp/column/baseball/npb/6998?page=1日本ハム王柏融獲得へ 今季課題「中田翔の後ろ」は解消となるか

中田翔の後ろ」の課題は王柏融で解消となるか
課題だったのは中田の後ろを打つ5番打者だ。ここがなかなかうまく機能しなかった。

http://baseballdata.jp/playerB/1700148S.html


基本的には今年のアルシアに期待したような働きを王柏融にも期待しているのだと思う。アルシアの成績を振り返ると、4月5月の頭までは、パワーヒッターというより出塁率高めのアベレージ型のような成績で、5月を超えても3割を超えるような数字を残していた(出塁率も高かった)。



実際打線の軸として機能していたし、チームの好調に大きく貢献していた。だが5月の半ばに肉離れを起こして離脱してしまった。後に復帰を果たすが以降ずっと調子が上がらず打率は下がる一方で最終的に .222という打率でシーズンを終える結果になった。



なぜアルシアが故障してしまったかというと、恐らく札幌ドームの堅い芝が大きな負担になってしまった可能性が高いと思う。開幕からしばらくはDHでの起用中心だったが、近藤が故障離脱をし、守備に不安のある清宮を昇格させたため、アルシアの守備機会が増えたことも負担を大きくし、故障に繋がってしまったように思う。




このことを球団がしっかり分析というか把握して、王柏融がチームに加入した際に同じような故障をしないための対応策を考えることが必要だと思う。ただ何度もいってるけど、札幌ドームの芝がオフに更新されるので多少かもしれないけど負担は軽減されるはず。



それプラス王柏融のコンディションをチーム全体でしっかり管理しつつ、外野なりDHなり休ませるところは休ませるという起用をしていくことが大事になる。外野が飽和してるのになぜ外野手の王を獲得したという声が多いけど、去年のアルシア獲得のときも同じ声が大きかった。でも結果的に4月の末に近藤離脱、5月の半ばにアルシア離脱で、外野がまたスカスカになってしまったということになってしまった。



それを考えると野手は多少たぶついたとしても、層を厚くする必要があるし、層の厚さを生かして、選手全体の負担を分散するような起用が必要ということが今年の流れを見返すといえると思う。



これも前に書いてるけど王もDH専だと他の選手の負担が大きくなるので、最低限守れる守備力は身に着ける必要があるし、DHを休ませたい選手を日替わりで変えながら起用したり、人数が飽和しているということは、結果休ませることができる選手も出るということ。競争が激しくなれば選手もいつも以上にがむしゃらに練習、試合に取り組んでくれると思うし。王の加入を色々な意味でプラスに変えれるような形に球団全体でしていってほしい。



もちろん記事にあるように王柏融が活躍してくれれば、打線の破壊力はリーグでトップクラスになれる可能性もあると思う。ここは現時点ではまだ未知数なのであまり期待しすぎはよくないけど、ワクワクできるような打線が組めればいいなと思う。

本塁打が打てて率も残せる左打者が5番に入ってくれれば、最高の補強となる。王を3番にして、近藤が5番でもいい。西武は浅村栄斗が抜けるということもあり、王の働き次第で日本ハムパ・リーグ最強打線に躍り出るかもしれない。


http://d.hatena.ne.jp/iippanashi/20171217札幌ドームの人工芝と選手のコンディションの問題