日ハムの主力流出による戦力低下と、近藤の離脱が招いたチーム低迷について

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日ハムは5位に低迷した上に、大谷、大野、増井、マーティンら主力が抜けるから最下位という予想が多い。そういう意見はそれで客観的な意見としてわかるけど、個人的にはちょっと疑問。大谷は投手として3勝2敗、打者として打席数231のOPS.942,正捕手大野は肘の故障のせいもあって盗塁阻止率1割未満、抑え増井はセーブ成功率8割。マーティンは投球イニング31の防御率1,19。


去年からの流出による戦力低下として痛いのは、大谷の打席数231のOPS.942とマーティンの数字分。ここを補強できれば去年程度の戦力にはなると個人的には思ってる。大谷は去年開幕早々離脱して、4月の日ハムは10連敗するなど、大低迷した。が5月以降4割打者近藤を軸にして、周りの選手も調子を戻し、5月は14勝9敗の戦績だった。



が6月初めに近藤がヘルニアで離脱。打線の軸を失い、以降ずるずる戦績が急降下していった。6月末に打者大谷が復帰し、近藤の穴を埋めてくれるものと思ったが、調子が上がらず7月の日ハムは4勝18敗だった。8月に大谷が復調して、打線の軸になってチームの戦績がよくなった。9月末近藤が復帰して、大谷と併用する形で起用されたが、チームの状態は変わらずよかった。だから打者大谷の穴は近藤で埋まると自分は思ってる。仮定に意味は無いけど、去年近藤が離脱しなければ、6月以降も近藤を軸として、全く違うシーズンになってたと思う。


マーティンの穴は正直流出組の中では大谷以上に痛いと思ってるけど、アメリカでの実績はマーティン以上のトンキンに頑張ってもらうしかない。今年は近藤は手術もして、万全でシーズンに臨むはずだし、一年打線の軸として近藤が活躍すればチームはどうなるか。去年は5月くらいしかそれが見れなかったので、今年はそれを1年見せてほしい。