筋トレとボディコントロール3

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「ウェイト・トレーニングは、なにかの『動き』に負荷をかける、というイメージが大事です。たとえばバーベルを使ったスクワットでも、ただやるのではなくどのタイミングで体のどこを使えば効率的に軽くその重さを上げられるか考えることが大切。ただ筋肉を使うのではなく、重い物をどうやって楽に上げるか。ウェイト・トレーニングは、そういった感覚の学習でもあるんですよ。悪い姿勢や力みのある変なフォームでやってしまうと、負荷も重く感じ、体のバランスも崩れ、使えない筋肉ができてしまいます」

「理想は同じ100キロでも、できるだけ最小限の力で、力みなく上げること。ウェイト・トレーニングはただやればいいわけではなく、きちんと目的意識をもって、どうやって行うかが大事。ただ重い物を持って筋肉を肥大させればいい、というのは誤りです。肥大しただけの筋肉では使えないのですから、どういう動かし方をする筋肉なのかという感覚をもってやるのが大事です」