DREAM7感想

大塚vsビビアーノ
大塚はキャリアや年齢の割には凄いと思うので、これからもっといい選手になる気がする。ビビアーノは多少安全運転な試合運びだったような気がした。

ビービvsウォーレン
ビービは前WEC王者ということで期待したのだが、膝を故障してるせいなのか若干期待はずれだった。ウォーレンはデビュー戦とは思えないパフォーマンスで、キャリアを重ねればもっといい選手になると思う。

ウィッキーvsカラム
ウィッキーが期待はずれだったかなと思った。ちょっと一発狙い過ぎてあまり好きなスタイルの選手ではなかった。カラムはウィッキーを完封したということはそれなりに地力のある選手なのかなと思った。

石田vs中村
石田はやはり地味に強い。宇野に一本負けしたがあの試合はその前のプギョン戦でしょっぱかった事と、メインイベントに置かれたということで中村戦のようなスタイルに徹することができなかったのがあの内容、結果になった理由なような気がした。中村というかどの選手にとっても石田にあのスタイルで来られるとよさを出すのは難しいんじゃないだろうか。中村はほぼ完封されたが次かみ合う感じの相手との試合を見てみたい。

青木vsガードナー
青木のあのバックからの四の字ロックで10分かけて試合を進めるスタイルはどうにも肌に合わない(汗)。10分かけてあのポジションをキープしながら攻めるのって、自分は安全なポジションをキープしながら、相手がリスクを背負って動いてきたところを極めにいくって感じなので、なんかずるい感じに見えてしまう。お茶濁し試合なんできれいに一本とってもたいして盛り上がっていなかった。

川尻vsエバネス
顔見世なので特に感想なし。

前田vsミラー
前田は基本的に凌いでただけのような展開に見えたので、判定勝ちしたときは驚いた。試合運びはいいものには思えなかった。自分が考えるならグラウンドには極力付き合わず、インロー、アウトローで脚を殺すことを徹底して、相手が飛び込んできたらカウンターの右フックを狙うという作戦でいったほうがいい気がした。高坂がいっていたが、相手が規格外に大きいせいか若干距離感が狂っていたのかもしれない。

高谷vsキムジョンウォン
高谷は丁寧に距離を測って戦っていたのでよかったとは思うが、相手がMMAデビュー戦ということを考えると物足りないように感じたところもあった。

今成vs山本
基本的に山本の試合って塩っぽいのが多いのであまり好きではないのだが、今成のあのスライディングして足に絡みつく戦法も好きではないところもある。この試合も判定を聞いたとき自分は驚いた。確かに山本に今成に対して有効な攻めがあったかというとそれほどでもなかったが、あの基本的に立ち技には付き合わず脚に潜り込んだり、引き込みながら腕を狙う戦法一辺倒の試合運びで極められなくても判定勝ちになってしまうとなると、相手選手としてはグラウンドに付き合ってパウンドを当てるなり関節を一本取りにいくしか勝つ方法が無くなってしまうのではないかと思うが・・・。まあ実際以前柔術世界王者のパイシャオンにグラウンドで抑え込まれてたり、三島に抑え込まれて判定負けしたこともあるが。内容に関してはこれといった感想も思い浮かばない試合だった。

通してみるとしょっぱい試合連続でさすがにきつい感じの興行になってしまったが、二回戦以降(DJvs所は残ってるが)は、なんとなく噛合いやすい選手が多いような気がするので、もうちょっと盛り上がる展開にはなると思うのでそれに期待したい。二回戦の希望としては

KIDvsウォーレン
高谷vsDJ対所の勝者
今成vsカラムorビビアーノ
前田vsビビアーノorカラム(ビビアーノとカラムは似たタイプなのでどっちでもいい気がするが
ビビアーノのほうが貧乏くじっぽいか)