近藤のコンディショニングを勝手に考える

以前のエントリーの近藤ウェイト待望論?で少し書いたが、もう少し勝手にどうすれば近藤のコンディショニングが上がるかを考えてみた。前にも書いたが近藤にウェイトトレーニングをもっとやってほしいという意見が多く聞かれる。そして過去の試合で一番近藤にパワーを感じさせた試合で、サウロヒベイロ戦や、郷野戦なんかが挙げられる。確かにこの時はガッシリしてるし、近藤のキャリアの中でも一番くらいパワーがあるときだと思う。ただパワー以外の面、ボディコントロール、ボディバランスの面が若干欠けてしまうようにも自分は感じる。


それはキャリアが今と比べると浅いのも理由にあるかもしれないが。体重的にも、89キロ近くあるし、このときほどのパワー、体重は、83キロ級で戦う上では減量も大変になるし自分は必要ないように思う。やはり近藤のキャリアの中では、パワー、スピード、ボディコントロール、ボディバランスが一番バランスよくあったときは、菊田戦二戦目あたりだと思う。このときあった圧力は、かなりのものを感じるし。最近では中村戦がこれにほぼ近いコンディションだったと思う。


このときがぼぼ87キロ。だから83キロ級においてこの87キロのコンディションからパフォーマンスを極力落とさないような体重調整をこれから研究してやっていってほしいと思う。しかしその前にまずナチュラルのコンディションでベストに近いコンディションを取り戻す必要があると思う。松井戦以降のコンディションは正直ベストからは落ちるものが続いていると思う。これは色々理由があるとは思うが、以前ちょっと書いたが対戦相手による、モチベーションの不調、そして試合間隔がバラバラなのが原因の一つじゃないかと思う。やっぱりモチベーションの上がる相手と、きっちりコンディションを仕上げられる時間があって、初めていいコンディションは作れると思うし。


まあ松井戦はダメージ明けの長いブランク明けで仕方ない部分があるにしろ、レノグ戦、イアンナイ戦の近藤のシェイプはちょっと悲しいものもあったし。そしてそのイアンナイ戦から3週間の上、さらに83キロ契約じゃコンディション的には難しいとこはあったと思う。だからなおのこそ、これからはパンクラスは近藤の対戦相手と試合間隔には気を使って欲しいし、近藤には月一にあまりこだわらず、しっかりコンディションを作った試合を見せて欲しい。最近は動きはいいと思うからなおのこそコンディション調整のほうに気を使って欲しい。