カージナルスは昨季、ナショナル・リーグ中部地区を制してリーグ優勝決定シリーズまで進出したものの、得点力不足に苦しむ場面が多々見られた（764得点はリーグ10位）。そのため、得点力アップに向けての補強が今オフの課題となっていたものの、ここまで目立った補強は行っていない。ジョン・モゼリアック野球部門社長は、昨季期待を裏切るパフォーマンスに終わった選手たちが復調し、若手選手たちが成長することこそが最大の戦力補強であると考えているようだ。
「戦力アップのカギは球団内部にあると思っている」とモゼリアック。「昨季期待通りに働いた選手が何人いただろう。2人くらいかもしれない。期待を裏切った選手たちが本来のパフォーマンスを取り戻すのは、現実的な話だと思うんだ」
多分日ハムもこういう考えでチームを編成しているんだと思う。だが若手が育ってなかったり、新戦力が期待通り活躍してないことが、チームがずっと低迷している理由にもなっている。で今年はどうなるのか。
