ビヤヌエバ獲得評価考

ビヤヌエバ獲得の評価は自分の中では今後の補強がどうなるかで決まる。ビヤヌエバを西川がいう大砲として、獲得してこれで補強が終わりなら、チーム編成としては、今年と大差なしで、来年も多分Bクラスになると思う。

 

ビヤヌエバ獲得をサードの守備をまず固める要因で、ワンチャンレアードのような覚醒を期待する意味での獲得。契約条件も8000万円とかなり価格を抑えて、以降の補強費を温存。

 

温存した補強費を最後の外国人獲得、長打力のある外野手を獲得して野手の選手層を厚くして、戦力を増強。外国人の枠を野手3投手3にして、投打のバランスを整えてシーズンを戦うなら、優勝は難しくても、Aクラスに入る可能性は出てくるくらいの戦力になると思うし、バランスのいい補強としていい評価が自分の中でできると思う。

 

だから今の時点でビヤヌエバ獲得の評価はまだ保留。今後の補強次第で、プラスアルファの補強があるなら、ビヤヌエバの獲得は今の日ハムの補強ポイントを安くまとめた良補強だし、ここで補強終了なら、今までのとにかくコストを抑えるだけの補強、運営をしてるだけで、球団の体質は何も変わっておらず、いうほど意味が無い補強という評価になる。

 

ここで補強が終われば、今の日ハムの一番の課題の長打力、得点力の補強にはなってない。来年1年をまた清宮、王の育成に使うためのシーズンになってしまう。この時期でもあっちが痛い、こっちが痛いっていってる人のためにポジションを空けておける余裕は今の日ハムには無いことを球団は理解すべき。

 

ビヤヌエバを補強しただけで、チームの一番の課題の長打力、得点力を補強できたとフロントが考えてしまっているなら、選手がいくら頑張ったところでチームはしばらくBクラスをうろうろすることになるだろう。