近藤健介の状態

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今年の近藤は調子が上がってきたと思ったら、すぐ不調になって好調の期間が短いイメージ。去年は怪我からの復帰直後は調子を落としたが、前半戦は基本的によく打っていた。後半は体力不足から数字を落としてしまったが。

 

今年は前半戦から好不調の波が大きく数字が安定しない。バッティングがある種水物で、数字が年毎に上下するのは当然のことではあるんだろうけど近藤に関しては、体力的な理由以外で数字が伸びないのはあまり想像してなかった。

 

一つの壁に今年は当たっているというところなのかもしれないけど、これくらいの数字で終わる選手とは思いたくはない。状態があまり上がらない理由は技術的なものなのか体力的なものなのかはわからないけど、残りの少なくなってきた試合数の中できっかけを掴んで、驚異的に打っていた時の近藤を見せてほしい。

 

それが無いとここからチームが巻き返すというのは多分難しいように思う。今の近藤がもし壁に当たっているならそれは何なのか。基本的に待球型で追い込まれてからのアプローチが多いことが、後手に回ることに繋がってしまっているとはいえると思う。

 

かといって早めに仕掛けようとすると甘い球を打ち損じたりファールになってしまうことが多いのが今年の近藤には多いし、なかなかうまく回っていかないという印象も受ける。5番辺りに置いてファーストストライクを積極的に振っていく近藤という形を作れればバッティングがいい方向に向かったりしないだろうか。

 

今の待球型のアプローチも出塁したり、球数を投げさせるという意味では凄く有効なんだけど、浅いカウントの甘いボールは打ち損じ覚悟で積極的に振っていくスタイルも引き出しとしては持っておく必要があるような気がする。

 

 

王柏融が復帰して、めちゃくちゃ打ちまくれば相乗効果で近藤も打ち出すなんてイメージもあったりするので、そういうシーンが今後見られればいいなと思う。