近藤のカウント毎の打率、森友哉との比較

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近藤は今年に関しては打撃はかなり苦しんだという印象。だが追い込まれた後の打率では首位打者の森を4分近く上回っていた。

 

なのに打率としてはかなり下回ったのはなぜか。

 

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上が近藤のカウントごとの打率で下が森のカウントごとの打率。違いは浅いカウントでの打数が少ない近藤と、浅いカウントの打数が多い森。

 

一番差があるのは3ボール1ストライクの打率が森がかなり上回っている。今年の近藤は浅いカウントで打ちに行った際の打ち損じやファールが多くそれが打率が伸び悩んだ理由だったと思う。

 

数字だけを見ると近藤は、3ボール1ストライクより、3ボール2ストライクのほうが打率が高いので、3ボール1ストライクは無条件に見送るくらいのほうがいい数字は残っていたかもしれない。

 

近藤に打撃の課題があるなら浅いカウントでの打ち損じを減らすことと、ファーストストライクの甘い球を簡単に見逃さず積極的に振りに行くことではないだろうか。バッティングスタイルを変えることはリスクを伴うので、絶対に変えろとは言い難いけど、今年と同じスタイルのままだと来年も同じようなあまりいい状態が続かないことが多くなる気もする。