近藤と郷野

近藤の村山戦、郷野の前のケージの試合を見ての感想をいまさら書きます。まず近藤は動きや試合運びはまずまずに見える。やはりフィジカルのところが気になる。あのフィジカルコンディションだとあの試合内容が多分精一杯だろう。

何回も書いてるが09年8月のときのコンディションからウェルターに落とせるとまた違ってくるのだが。

郷野はフィジカルにかなり重きを置いてる分かなりコンディションは上がってきてるようには思う。一番いいときほどのスピードはさすがになさそうではあるが。それより一番気になるのは試合の運び方。距離を取ってのキックボクシング、アウトボクシングに終始する試合運びだった。

結果決定打をあまり打ち込めずドローになっていた。あの打撃にこだわる試合運びをする限りこっちもあれが目いっぱいの内容なんではないかという気がした。郷野のよさはトータル的に打撃、組み技をうまく混ぜて相手に的を絞らせなくして一番相手はやりづらい感じになると思うのだけど、奥野戦のときもそうだったが、距離を取っての打撃戦一辺倒の試合運びなので相手は間合いをつぶして打撃を打ち込むことに集中できてしまって、やりやすい試合展開になってしまっているのではないかという気がした。

奥野戦のときとそこがあまり変わってないのが自分的には残念な気がしてしまった。