ハントｖｓアリスター
ハントはもうちょっと寝技の防御ができると思っていた。アリスターはこの快勝で波に乗ってミルコも空気読まずつぶして欲しい。
宇野ｖｓ青木
宇野は立ち技でペースを握れずグラウンドに持ち込まれ完封されてしまった。青木は打撃の防御に穴はあると思うのだが、あのリーチから来る懐の深さでうまくカバーしてるのだろうか。あと永田が青木とやったときも思ったが、相手の懐が深いからといって打撃を当てるために飛び込むような感じで入っていくのは体のコントロールを失って、カウンターのタックルや打撃を食らいやすくなるので、体のコントロールを失わないまま打撃の当たる距離をうまく作って欲しい（基本的に飛び込むような入り方はすべきではないと思う）。
アルバレスｖｓ川尻
川尻は、パワーアップに重点を置いてる分、体の切れやスピードが欠けてる気がした。スピードではアルバレスが一枚上だった。ただお互い打撃に関しては打ち合いになって盛り上がっていたけど、攻めと守りのバランスが悪く思えて先に当たったもの勝ち的なものに見えて、あんまりいいとは思えなかった。
秋山ｖｓ柴田
秋山が道着を着てきたのががっかりした。ＭＭＡで道着を着るのは基本的に自分は無しだと思っているし、吉田などもそうだが相手によって着たり着なかったりずるい印象もある。特に秋山に関しては着ないほうがあの独特の空気が際立つ選手に思えるし。内容に関しては柴田のＭＭＡの実力がＤＥＥＰミドル級トーナメントに出ても一回戦で負けそうな実力に思えるし、その柴田が相手の割には秋山はでこずったという気もした。
所ｖｓ山崎
山崎に関しては、志田に完封される時点であまり自分は評価をしていないし、前回勝った昇侍戦、今回負けた所戦を見ても特に印象に変化無し。所は打撃のセンスが見えたのでいい試合をしたと思う。９月に今回ＫＩＤの対戦相手になっていたベナビデスと試合して勝ったほうが大晦日ＫＩＤ戦というのはどうだろうか。
ハンセンｖｓマンバ
マンバがあっさり関節を取られてしまったことが凄く残念だった＾＾；。
青木ｖｓハンセン
青木はうまくテイクダウンしトップポジションに持ち込んだが、ハンセンの下からの蹴り上げが金的にヒットし、その展開がリセットされてしまう。再開後はハンセンが上のポジションになる。青木の場合下になっても有利な展開ともいえるが、ハンセンは青木の下から攻めを凌ぎ、パウンドをヒットさせＫＯ勝ちした。青木は下になっても、下からのプレッシャーとうまさで今までの試合ではパウンドはほぼ完封していたが、今回はなぜ食らってしまったのか。二試合目ということや、金的の影響があったのか。ハンセンの独特の手の長さからくるパウンドが予想外に伸びてきたのか。やはりワンデイトーナメントの二試合目になるとお互いイコールコンディションでは無いので、できれば再戦して決着をつけてほしい。
最後のフィニッシュシーンでエンドロールが流れていたのは意図的なのか、ＴＢＳのミスなのか＾＾；。スロー再生でまた流れてたような気がするのでミスだった可能性も。有る意味では笑えるのだが、まじめに考えると４ヶ月がかりでやってきたトーナメントの決勝のフィニッシュシーンにエンドロールを被せるのはちょっとまずいので、意図的にせよ、ミスにせよ次は無いようにして欲しいとは思う＾＾；。
