今さら近藤vs桜木

サムライTVで近藤vs桜木の試合を放送したので、その感想を。前にもちょっと書いたが近藤の立ち技でのバランス、距離感の取り方、グラウンドでのプレッシャーの掛け方、試合の運び方どれをとってもよかったと思う。いまいち見たファンの評価が低いが近藤のキャリアの集大成をしっかり出しているような試合だったので技術的には自分は評価できると思う。近藤がパフォーマンスを出す上で大事なのは、体のコントロール(立ち技でも寝技でも)、グラウンドでの試合運びが主だと思ってるのでそこの部分はこの試合ではきっちりできていたと思う。

あとはコンディションをベストのときに戻すことが一番必要だと思う。84キロ級でやるからといって体重を意識せず、88キロくらいまで(それ以上増やすと動き自体悪くなるので)は、フィジカルトレーニング、ウェイトトレーニングを目一杯やってコンディションを高める(できればトレーナーをつけてメニューを作ってもらうほうがいい)。そして計量当日、前日に、水分で2,3キロ、落とすような調整方法で試合をするようにすることができれば、もっといい試合内容が期待できると思う。次の試合はism興行か、あるいはどこかの大晦日かわからないけどコンディショニングの向上に一番期待したい。技術的には今後はある程度安心して見ていいような気がする。

最後に付け加えるならホームの近藤が有利なポジションでも膠着状態と判断されれば、即座にレフェリーがブレイクしてたのは少し驚いた(解説の大石もそんな感じだった)。