格闘技通信から色々感想など

秋山関連では選手の感想がいろいろあって一番おもしろかったが、一番きつい反応だったのは三崎だった。三崎は秋山の件は永久追放が妥当だと思っており、子供を連れて入場して来る件に関しても憤ってるようだ。選手でここまで厳しい発言をしたのは始めてなような気がする。谷川Pは秋山の対戦相手候補に三崎の名前を挙げていたが・・・。

ブログで秋山の行為について厳しい批判をしていた菊田は多少トーンダウンしてる感じだった。普段からクリームを塗りこんで試合をしてる件について語ってほしかったが・・・。菊田は秋山に対して戦いたい意思があることも語っていた。大晦日は難しそうだが、流れ次第では秋山vs菊田が組まれる可能性も?

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200711/at00015233.html

今回の試合で秋山選手の“みそぎ”が済んだのかということに関しては、テレビ主導のイベントなのですから、視聴者が許せばよいということなのではないでしょうか。そういう意味では、許されるタイミングなのでしょう。

 個人的には、影響力のあるテレビ中継のある試合でああいったことをしてしまったことで、格闘技自体のイメージが落ちてしまったことは確かで、起こしてしまった事実は、もう消えないものだと思っています。スポーツにおいて、スポーツマンシップに反することをしたわけだから、スポーツをやる資格がないと言われてもしょうがない、と。

 でも、各競技団体が決めるべきことだから、個人的なことを言ってもしょうがないし、反省をしてるとか、してないとか、「修斗だったら…」などと論じるのも無意味。

中井さんの感想はスポナビでも掲載されているが、これを見る限り三崎の次に厳しい感想を持っているように思えた。今はHERO’Sの解説をやっている立場なのに直接的では無いにしろFEGの姿勢を遠まわしに批判してるように聞こえた。

秋山関連についてまた自分の感想を加えると秋山はいまだに柔道を背負って戦うという言葉をいっているが、柔道家時代はヌルヌル道着を使って勝とうとする選手だったわけでその選手が柔道を背負うといって総合で圧倒的に勝ち続けたところで柔道関係者にとってプラスの印象を与えることってできるのだろうか?柔道関係者の感想が気になる。

桜庭vs船木に関しての特集も組まれていたが、印象に残ることは少なく感じた中一人今いっしょに船木や柴田と練習してる菊田も感想をいっていた。その感想の中で菊田は「船木さんは7年前より確実に強い。柔術の技術も上がっている。何かはいえないが船木さんはスペシャルな技もある」と船木に期待している発言をしていた。

グラバカといえばプロレスラーに対して敵意を持つような発言をするイメージがあった。まあ船木と菊田といえばパンクラス時代から親交があるので、関係が悪いわけもないが、プロレスラー柴田に対しても、いっしょに練習してる関係から仲間意識的な印象も受けるし、郷野も船木や柴田と距離をとるようなこともせずいっしょに練習していることなどは、昔のイメージからすると自分は意外な部分もあった。グラバカのスパーリングの環境はあの階級近辺では日本ではやはりトップクラスだと思うので、そこでうまく技術を吸収できれば船木も柴田も期待できる選手になってもおかしくは無い気もする。船木の対桜庭対策はグラバカの手腕に掛かってる部分が大きいかもしれないし、それ次第では意外と船木善戦の可能性もある?

他で印象に残ったのはアンディサワーの記事。SBでサワーと戦ったオロゴンの師匠の加藤氏はサワーはガードは固いが肘のところが開いて空く癖があるので、そこを狙う作戦だったらしい。確かにオロゴンがストレートでダウンを奪ったのは肘の隙間を打ちぬいたものだったのでさすがだなと思った。あと最近サワーがダウン、KOを奪いまくっているクロスカウンターの特集を組んでいたのもよかった。