ゴン格、格通から色々(ジョシュの大晦日と船木関連が主)

晦日ヒョードルの相手として期待が一番高いと思われるジョシュのインタビューがゴン格に掲載されていて、ジョシュはその大晦日イベントに参戦するには、スタッフに旧DSEアメリカスタッフが参加してないことが条件だとか。そいつらが関わってるならイベントに参加する気はないと語っていた。現状見る限りそういうスタッフは関わってないように思えるので、やれんのか!に参戦しヒョードルと対戦する可能性もあるのだろうか?ただ座談会形式での関係者の話を聞く限りジョシュの参戦の可能性は低そうな印象も。ダイナマイトもオファーがあれば参戦する可能性があるようだ。

それ以外で気になるとこといえばダイナマイトで桜庭と対戦する船木の取り上げられ方が両誌ともに非常に大きいことだった。格通では船木と、現在船木といっしょに練習する菊田のインタビュー記事が載っていて、菊田は船木の可能性にかなり期待をよせているようだった。セコンドにつく可能性もありそうな感じだった。ゴン格ではグラバカ勢(郷野以外ほとんど)が船木の印象を語っていて、全ての選手が船木に対して身体能力が高い、力が強い、技術も今のものに対応していると高い評価をしていた。

こういうのを見たら確かに船木に対して期待が高まる部分があるのは事実なんだが、実際にNHBの試合で強さを見せたことがあるならまだしも練習だけで幻想、期待を膨らませすぎると、新宿スポーツセンターでの小川幻想みたいに、幻想が膨らむだけ膨らんで、実際は(ヒョードル戦はともかく吉田戦とか)そうでもなかったみたいなこともありうるので(あのときもグラバカ(当時は違ったが)のゴン格のコメントで幻想が膨らんでいた)、話半分くらいの期待にしといたほうがいいかなと思う。ヒクソン戦前の船木も周辺記事でとてつもなく強い選手に思えたものだったし。ただ桜庭対船木に興味が増した部分は確かにあった。

また船木ネタになるが、船木といえば肉体改造が代名詞の一つになっているが、7年のブランクがあって、38歳であの肉体は正直凄いと思う。ただ素人視点だけでいうならあの肉体は見栄えに特化して、アスリートとしての運動能力、フィジカルは見た目ほど優れてないのかなと思っていたら、グラバカの佐々木や福田が船木さんはフィジカルが凄い、力が強いと現役の選手を唸らせるほどのもののようだ。船木が現役当時、無差別級で外国人選手と戦うための肉体改造が現代でも(もちろん当時からアレンジが加わってるにせよ)通じるところがあるのだろうか。それとも船木自身の資質によるところも大きいのか。菊田も船木のコンディションの考え方は見習うところがあるといっていた。

現在船木の肉体改造法を実践してる人間といえば、弟子の柴田になるんだろうが、柴田は逆にうまくいってないとこともあるように思えるというか、絞りすぎているように思える。腕を太くすることより、レフェリーの和田さんあたりに師事して体幹の強化を考えてナチュラルで90キロくらいまで増やすような体の作り方をしたほうが個人的にはいいように思えた。逆に今船木の肉体改造法はコンディションが落ちている近藤あたりが原点回帰で取り入れるべきなのかもしれない。勝手な思い込みなのかもしれないが、船木がついてるときの近藤は、いわゆるハイブリットボディな絞れた体つきのときが多く、離れてるときはややぽちゃっとしているときが多かったような気がする。動きの切れやパワーはハイブリットボディの近藤のときのほうがあったように思うので、船木の肉体改造は近藤には合ってるところが結構あったんではないだろうか。近藤に一向にコンディションの上向きが見えないことと、コンディショニングの意識の変化が見えないところはかなり残念なので、誰かアドバイスしてほしいなと思う。