ＰＲＩＤＥは地上波放送が消滅し、ＵＦＣはＰＰＶの好調を理由に、ミルコ獲りなんかの噂も囁かれてるほど、ＵＦＣ攻勢、ＰＲＩＤＥ劣勢が囁かれてるが、大会や選手、試合のクオリティは無差別級ＧＰ決勝なんかを見ても、プライドのほうがＵＦＣより上という印象が正直私にはある。ＵＦＣのウェルター級は、プライドのライト級より選手も試合もクオリティは上だとは思うけど。
クオリティの高いイベントなら、海外でテレビ放送すればやっぱり受けるんじゃないかと素人考えでは思ってしまう。ならプライドの海外での放送はどうなってるのか？どれくらい収益に繋げられるかは、自分には凄く気になるところである。アメリカでのＰＰＶはかなり昔からやってると聞くし、ブラジルなんかもそう聞く。ただＰＰＶでの形態なのか、無料な放送での形態なのか色々あるみたいなので、そこらへんもややこしい。ＵＦＣも以前は誰もが見られるケーブルテレビでのＰＰＶだったが、そこを一時期締め出されてしまっていたが、ここ何年かで復活して、それで勢いを取り戻したという話も聞く。プライドのアメリカでのＰＰＶはケーブルＴＶではディレクＴＶだけなんて話は以前聞いたことがあるが。
Ｋ−１は海外での中継が１００国を越えたなんて話だが、それで得るもの（放映権料だけでなく）はやはり多いのだろう。プライドは地上波中継が無くなり衰退の道を進んでいるといわれるけど、なんとか海外でのテレビ中継での利益をうまく得て頑張って欲しいと思うのが、私の気持ちである。海外でどこでもネットで見られる契約を結んだというのもニュースになったが、これも素人考えだとかなり利益に繋がると思うけど、今のところそれほどのものにはなってない様子。日本でも今回の大晦日の大会がネット中継されるが、そのことが利益にどこまで繋がるかは未知数な部分も多い。
プライドがアメリカに進出したのも、ＵＦＣがＰＰＶで多くの利益を出してるの見てだそうだが、アメリカ進出でアメリカでのテレビ放送の利益にどれくらい繋げていけるかは、プライドの今後の浮沈に大きく関わってくるのかもしれない。ＵＦＣがＰＰＶで大当たりするのは、地上波でのＴＵＦの影響が大きいそうだけど、プライドはどういう風にしてアメリカ進出、海外でのテレビ放映をまわしていくのかは、注目したい。
ＵＦＣのＴＵＦ旋風についてのバウレビの記事
http://allabout.co.jp/sports/k1/closeup/CU20051001A/index.htm
