奈良間と他球団ルーキーとの比較から来季二遊間考

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ルーキー野手の成績を見ると森下、門脇、茶野の数字が目立つが、奈良間も打席数が少ない中では数字的にはなかなかのものが残っている。奈良間の来季の目標としてはセカンドショート(できればショート)で規定打席に到達した上でOPS.650というところだと思う。

 

それができれば、数字的には特筆するものでは無くても日ハムの二遊間を考えると間違いなく大きな戦力になる。奈良間の場合ショートの守備の評価が、割れるところはあるが、1年目の経験を生かしてしっかり準備できれば、ある程度守れるのではという期待はある。

 

日ハムはショートはOPS.591、セカンドはOPS.544と守備負担の小さいセカンドのほうが打撃での貢献が低い。特別セカンドで守備が上手い選手がいるわけでは無いから、チームの中では一番穴になっている。

 

ショートは奈良間、上川畑でなんとかなるかな感はあるが、実はセカンドのほうが課題は大きい。外国人補強は編成的には難しいから、今の選手が頑張るかトレードで取るかというところになってくるが、それは他チームとの兼ね合いになってくる。候補は山ほどいるが、どんぐりの争いにもなってないのが寂しいところではある。