加藤が残留したことで、ローテの穴になる上沢の24先発170イニングを埋めるというのが来季への課題だったが、山崎福也の獲得が決定。山崎の今季成績が23先発130イニング。1試合平均投球回が5.65。上沢ほどイニングを消化できるわけではないが、1年間ローテを守ってきた経験は大きい。
だから起用法としては翌日が休みになる日曜日固定で、中継ぎを少し多めに使うというのは一つではと思う。計算できるローテは1年間というシーズンを考えると、代えがたい存在になる。ローテの順番としては
加藤 伊藤 山崎 ポンセまでの4人がある程度ローテ確約に近いと思う。ポンセはコンディションが整っているなら20先発120イニングくらいを想定できる投手だと思う。ローテ争いという意味では5番手以降がそうだと思う。実績や期待値から考えると
上原 金村 根本 北山 鈴木健の5人で5番手、6番手を争ってほしい。来季3年目になる達、福島やルーキーの細野、新入団の孫易磊は基本的にはファームで力を付けることが多くなると思う。ただ成長速度的には5月とか6月に1軍で先発するチャンスも出てくるかもしれない。
どちらにしても加藤残留と山崎獲得は若い投手をじっくり育成するためにも大きいことだし、細野、根本のような左腕投手からすればお手本となりうる投手が加藤、山崎二人がいることにもなる。右腕投手にとっても経験豊富な加藤、山崎がチームにいることはお手本として成長の助けになるだろうし。
話戻ってローテの話だけど来季は日程的に開幕から数週間はローテ5枚である程度回ることができる。そう考えると6枚目に入っても先発で投げられないことになるのでより5枚目の争いが激しくなってくる。
今からイメージする開幕ローテ
伊藤 ポンセ 山崎
加藤 根本 伊藤 ポンセ 山崎
加藤 根本 伊藤 ポンセ 山崎
加藤 金村 伊藤 ポンセ 山崎
加藤 金村 根本 伊藤 山崎
開幕2戦目に加藤というのもありそうだが、加藤がエスコン開幕戦で負けたことのリベンジをしたいなら、本拠地開幕戦で今年の開幕戦と同じカードの楽天戦にぶつけるのもいいと思う。