去年と今年のオープン戦のエラー数の違いとか守備の意識とか考

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オープン戦の順位とシーズンの順位にあまり関係が無いのは去年のオープン戦を見てもわかるけど、日ハムだけのチーム状況が去年と今年のオープン戦で違いがあるのか。

 

エラー数は2021が6で2022が16(12球団断トツ)。これだけを見れば守備が去年より悪化していることになるが、今年はポジションをシャッフルしつつ、失敗を恐れず守備で攻めるというのがチーム方針になっている。

 

エラー数が増えたのはそれが原因ではあるし、エラーが多いのはいいことではないが、オープン戦というまだミスが許される場所で、無難にミスしないように守ってもしょうがないし、ポジションのシャッフルも大雑把な印象ではあるが、個々の守備への意識の高まりに繋がっているように思う。

 

専門的なポジションを徹底的にやることも守備力向上のアプローチではあるだろうけど、今までの日ハムがそのやり方で守備がよくなる兆しは見えなかったから、新庄新体制で違うアプローチで視野を広げて守備を改善しようという試みは結果がどうなるかはわからないが、チャレンジする意義はあると思う。去年までもずっと守備が課題だったが、それに対して何かチームとしての取り組みがあったかというと正直特には無かっただろう。

 

外野は打力が足りなくても肩の強さは持っている選手が多いので、積極的なチャージから低くて強い送球を徹底することで、無駄な進塁を防いだり、捕殺をいくつか取ったり去年との差は凄く出ている。

 

当然その分得点力は欠けてしまうから、無駄な進塁、そして失点を少しでも減らすことでロースコアの試合を増やして、その試合をなんとか勝ち取るといういわゆる守り勝つ試合を増やすことが今年の一番のテーマになると思う。

 

オープン戦の得失点差が去年はマイナス2で負け越しが3。今年の得失点差がプラス3で勝ち越し2。実際シーズンでできるかは別として得失点差があまりプラスでない、なんならマイナスだとしてもチームとして5割くらいをなんとか保てるかというのが今年のポイントになるのではと思う。

 

 

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