あくまで補強しない球団 結果負けたとしても困らない球団

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今週だけでリリーフで勝ちを落とした試合が3試合。先発の防御率は今週はリーグで1番よかったのに、それが結果に繋げることができなかった。

 

宮西、玉井のような防御率の投手を勝ってる終盤に起用しないといけないような中継ぎの層では今後も同じことが起こるだろう。

 

この球団は既存の戦力で極力チームを編成しようとする(無駄なお金を掛けたくないという理由)ので、計算している選手が不調になったり怪我をしたらとたんに大きな戦力ダウンになってしまう。

 

宮西、玉井を使い続けているのは彼らがいい状態になることありきでチーム編成しているから、彼ら抜きでの中継ぎの編成は一切考えていない。だから調子が上がらず防御率が悪化の一途をたどろうがずっと勝ちパターンのような場面で起用を続けている。

 

明らかに中継ぎの駒が足りないんだから補強で強い中継ぎを外国人で獲ればいいのに、お金が掛かるという理由だけでそれをしようとしない。今の中継ぎ陣に強い外国人リリーバーが一人入るだけで、宮西や玉井を起用するにしても復調するまでは楽な場所で投げさせたりもできるが、今の陣容だと彼らをいい場面で使わざるを得ない(他の中継ぎがいないから)。

 

外部からするとなんでそんなわざわざ自分から負けに行くような編成のやり方をするんだと思うんだけどこのチームは勝つことより、金を掛けないことが何より最優先されるので、金をケチってチームを編成したあげくチームがいくら低迷しようが何も困ることは無いというのが球団の考えになっている。

 

リリーフ陣が充実している球団なら、ロッテ戦は2勝1分けでオリックス戦は2勝1敗。今週を4勝1敗1分で終えている。でもこの球団は毎年自分から戦力を削っていきその穴埋めを補強でしないからリリーフも毎年消耗していっているのでその結果が今の終盤に逆転を繰り返すことになっているが球団としては金を掛けていない分何も痛くない。