中継ぎの不調理由考

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2019年の中継ぎは60試合越えが3人。その3人とも故障が起こって本調子に戻っていない(石川直也はこれに加えてファームで10試合近く投げている)。なぜこういうことが起こったかというとこの年からショートスターターを始めて先発が早く降りるため中継ぎの登板機会が増えた。

 

もう一つは補強した外国人が戦力にならなかったことで中継ぎの負担が分散しなかったことが理由。玉井は2020年もある程度好調をキープしたがオフに手術し今シーズンは本調子には戻っていない。

 

今の中継ぎが不調なのはこういう前からの中継ぎの編成、起用の歪みが理由にもなっている。今編成の人間が真っ先にしないといけないことは外国人の強力な中継ぎ投手を補強すること。

 

それをして少しでも中継ぎの負担を分散するようなチーム編成を進めないといけない。でもこの球団はお金を掛けて補強することを極度に嫌うので、年俸1000万に満たない谷川をトレードで獲得してそれを済ましてしまう。

 

もう一種の病気レベルのチーム編成だが、この球団はそういうチーム編成を近年ずっと続けている。