残り31試合に思うこと

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去年中心選手として活躍した上沢、マルティネス、レアードという投打の軸が抜けているチームの中、今の結果というのは色々意見があると思うけど個人的にはよくやっていると思う。

 

これだけの選手が抜けるといくら今いる選手が頑張ってもカバーしきれないのはしょうがない。レアードの放出に関しては色々書いたけど、ここに関してはなんとかしようがあったと思うだけに今のチーム状況を考えると残念に思わざるを得ない。

 

色々計算した上でレアードを放出してもなんとかなると判断したんだろうけど、選手には好不調やけがによる離脱はつきまとうし、一年ベストオーダーで戦い続けるのは不可能なことをフロントはもう少し考えてほしかった。

 

絶対的なレギュラーの大田、中田も怪我で離脱してしまっているし、その分同じくレギュラーの西川、近藤の負担が大きくなってしまった。レアードを残していれば、この辺の選手の負担を軽くできただろうと思う。レアードの放出が避けられなかったなら、長打力のある大砲の獲得をして、レギュラー組の負担を減らす必要があっただろうけど、そういう動きをフロントが見せることはなかった。

 

この辺りの計算の甘さ、配慮の足りなさが今のチーム状況に繋がっている。残り31試合は基本的に今のメンバーで頑張るしかないけど、選手層的に急激なチームの浮上は難しいだろうと思う。残り試合の中で1試合でも多く勝ち試合を作れるように頑張ってほしいとは思うけど、ある種悔いなく戦うことが第一で、来年に繋げるための戦いという意味合いが大きくなってくる気がする。

 

何回もいうようであれだけどレアードが残留していたなら、上沢、マルティネスの離脱というアクシデントがあってもまだ優勝戦線に留まれていた可能性があったと思う。さすがに投打の主力が3人抜けてしまうと、どんなに必死になっても9連敗という泥沼にはまってしまうのはおかしくはないことだった。

 

残り試合は選手にはもちろん頑張ってほしいけど、今の戦力じゃ限界はあるように思う。フロントの人は予算が無いとか、勝ち負け度外視してでも若手を育成するとかばかりいわず、今いる選手が戦いやすい環境をもう少し作ってあげてほしい。