日ハムソフトバンクに敗れる、日ハムの今後の方向

負けが凄く悔しいといえばそうだけど、ある種しょうがないというか今の限界が見えたので納得できる部分もある。今後の日ハムという意味ならほぼ育成モードに舵を切るのが自分はベストだと思う。トンキンがまた打たれたけど、トンキンが打たれて負けた場合ただ打たれて負けただけで次に繋がるものがない。



仮にあそこで今日昇格した石川直也が投げて結果打たれて負けたなら、それも経験として次に繋げることができた。あくまで首脳陣は今勝つためにベストの選択がトンキンと思ってトンキンの起用を決めたんだろうけど、個人的にはもうあまり意味のない起用に思える。



今抹消中のアルシアも、今後あまり出場機会を与える意味は無いように思う。トンキンだったりアルシアの出場の枠をこれからの若手選手に上げるのが自分はいいと思う。トンキンもアルシアも今まで凄く頑張ってくれたから厳しい戦力でもずっと首位を争えたのは確かなのだけど、首位追走が現実的に不可能になってしまった以上今後の試合は若手への経験を優先してほしい。



渡邊が全打席出塁とか、宮台がデビュー登板の緊張で苦しいながらも粘投してくれたとか、負け試合の中経験の浅い選手が頑張りを見せてくれた。CSうんぬんっていうのはわかるけど、個人的意見としては、残り試合を来年に繋げるためにしっかりチームの糧にして、地力を上げていく方向に行ってほしい。ただ経験を特別積ませたい選手が2軍にいるわけでもないので、今の1軍での選手起用とそこまで変える必要があるわけでもないけど。



清宮、渡邊、浅間は多分シーズン最後までずっと出場機会が与えられると思う。投手陣も若手投手の登板機会を増やして経験を積んで成長するところを見たい。8月以降の失速で選手層の弱さ、地力の足りなさが見えたのは、ある意味ではよかった。そこを何とかしない限り来年優勝争いを最後までするのは難しいということなのだろう。