日ハムが人的補償を取らなかったことからの、日ハムの球団運営の感想

この人的補償の流れは色々いいたいことはあるけど、日ハムが身内に凄く優しいという方針があるので、それはそれでいい。そういうある意味足かせの中でも優勝を目指せるなら、一つのやり方としては正しい。


実際選手の大量流出に対して、これ以上ないほどの外国人の大型補強をやったわけだし。なるべく戦力外を出さないように、勝ちを目指すというのは、理想の形といえるかもしれないし。生え抜きで育った選手、外国人助っ人だけで戦いながら、所属選手がFA権を取得したらあえて流出させる。そこで発生する人的補償を取らないなら戦力外を出さないといけない選手を一人減らせるわけだし。


ただ流出した選手に対する選手の補償を取らない分戦力が低下する一方なわけだし、チーム力を維持する上ではかなりマイナスではある。あと所属選手が他球団に比較して戦力外になりにくい環境であることに甘えが出る選手もいるだろうと思う。よその球団ならいつ戦力外になるかわからないからっていう思いから必死になって、1軍で活躍できる選手が生まれることもあるだろうと思う。



日ハムみたいに戦力外になる選手自体少ない球団になるとそういう必死さを持った選手が生まれにくいかもしれない。結果球団としての力そのものが落ちていくことになりかねないし、ただ所属選手に優しいだけじゃない球団作りも考えていってほしい。