日ハム、中日から人的補償は求めず金銭に

これはかなり意外な展開。金銭と人的じゃ１０００万くらいしか差額は無いので、人的補償を求めるものと思う人がほとんどだったと思う。プロテクト外の選手に目ぼしい選手がいなかっただけなのか、枠がきつきつだから取れなかったのか。

枠に関しては、戦力外もあまり出してないし、オフに鶴岡、實松というベテラン捕手二人を獲得、外国人もいつもの４人じゃなくて５人体制なので、いつもよりはかなり余裕がない状態だった。増井、大野がＦＡで出ていくのは濃厚だったわけだし、せめてどちらの分かで人的補償を取れるための枠の余裕を最初から考えてないわけがないと思うのだけど、そうではなかったのかな。

今回戦力外にならなかった選手が奮起して、一軍で活躍できる選手になれば、人的を取らなくてもそれはそれでプラスになる。日ハムは育成も取らないし、戦力外も少ないし、選手の流出も多いので、他の球団に比べると２軍の選手にとってはチャンスが多く貰える球団。それをただのぬるま湯にしないで、危機感を持ってチャンスを掴む選手が出てくることに期待する。

日ハムは選手はよそに上げる一方で、オフに獲得した選手も元々生え抜きで。とにかくほぼ自前の選手で揃えて戦っていきたいっていう球団なのかな。