サウスポーについて

何回か書いてるんですがサウスポーについて思うことを書きます。結論からいうと日本人はMMAではサウスポーをあまりやるべきではないかなと最近は思うということです。おおまかに日本人が外人相手にサウスポーに構えて、負けている試合が多いように思うので。

サウスポーはよくいわれるようにサウスポー自体が少ないので、サウスポーに慣れてない人が多く、それだけで有利になると。確かにそれはそうだと思うんですけど、日本人に限って言うと、必ずしもそれは当てはまらないのかなと。

日本人が対日本人をする場合においてはフィジカルの差があまり無い分、サウスポーで有利になることが多いとは思います。ただそれが対外国人になるとフィジカルの差をサウスポーに構えるとまともに真正面から受けてしまうという展開が多くなってるかなという印象です。

対外国人においてはオーソドックスに構える選手のほうが、ステップワークやテクニックで相手の圧力に対応しやすいのかなという気がしてしまいます。

もしサウスポーで外国人選手と渡り合うなら外国人に負けないフィジカル。それで前にも書きましたがマイケルジョンソンくらいのサウスポーでのテクニックが無いと、フィジカルで勝てない日本人はきつい展開が続いていくんじゃないかと思いました。

違う言い方をするとサウスポーの日本人選手は対日本人でいい結果、内容を残せたからといって対外国人になると、それが落とし穴になってしまいかなねないんではないかと。だからトップの外国人に挑もうとする日本人のサウスポーの選手は、フィジカルもサウスポーのテクニックもほんとに磨かないと厳しくなるんじゃないかと思います。