北岡の試合とサウスポーのディフェンスについて

北岡は無名ロシア人選手に右アッパー食ってKO負けしてしまいましたが、北岡に限らず日本人がサウスポーに構えて、相手の右のビッグヒットを貰ってKOされる機会をよく目にする気がします。岡見や青木や去年の大晦日の石井なんかがそうでしたが。


サウスポーは打撃のディフェンスがやっぱり結構習得するのが難しいんですかね。また素人が語ってしまいますが、オーソドックスだと割りとシンプルなディフェンス。ガードを上げて、バックステップをする、ステップを踏んで、距離を的確に測る、相手の打撃がビッグヒットしない距離を取るというのをすれば、致命傷はかなり防げると思うのです。


ただサウスポーだとガードを上げててもOFGだとグローブの隙間からもらいやすいような印象があるし、ダッキングやヘッドスリップを駆使して完全に避けるというディフェンスを強いられて、結果リスクが大きくなってビッグヒットを貰ってしまうという。


だからMMAでサウスポーで戦う選手はアンデウソンとか、ヒョードルとやったときのミルコくらいのディフェンス能力がないと、かなりリスクを背負ってしまうスタイルなのかなと思いました。もちろん単純にサウスポーのほうが少ないわけだし、それで有利になる面ももちろん大きいとは思いますが。