UFCJAPANを見ての色々感想

一番は打撃のディフェンス面が気になったかな。何度か書いてますが2014-05-22 - KAKUTOUQUESTまずサウスポーの選手はその時点でディフェンスが凄く難しくなってしまってる気がすると。徳留、佐藤、五味が今回の日本人ではサウスポーでしたが、全員打撃がキーになって負けてしまったように思いました。

ただサウスポーから構えをオーソドックスにするってのは凄く大変だと思うので、サウスポーでやる以上、サウスポーの打撃の技術、特にディフェンスの技術を徹底的に上げるしかないんでしょうけど。

勝った日本人選手、堀口や金原はもちろんよかったと思いますが、秋山のことを主に書きたいと思います。

秋山の打撃のディフェンスは基本的にはバックステップが主になっていてそれで被弾を最小限にできていたように思いました。ガードがちょっと低いかなと思うところもありますが、被弾自体はそれでもあまりしてなかったように思います。

相手選手の打撃のレベルがもっと高い相手だとどうなるのかはわからないですが。

黒船の山田トレーナーが秋山はバックステップが凄く早いといってたこともありましたし、秋山もバックステップを軸にディフェンスしてるところもあるのではと思います。

打撃のディフェンスは色々種類、選手のタイプのよってもあるんだとは思いますが、基本的になるのはバックステップとブロッキングが一番なんじゃないかなと。

ダッキングやスウェーのような避けるようなディフェンスはリスクが大きい部分がある気がするので、まずバックステップ、ブロッキングありきの上にやるディフェンスかなと思います。

ただ秋山のバックステップの技術はかなりいいと思うんですが、ガードが低いのが気になるので、ガードを上げたままあのレベルのバックステップ、あるいは横 斜め後ろへのステップワークを日本人選手ができるようになればいいんじゃないかなと自分は思います。

それをやるにはやはり股関節で地面をとらえた立ち方、足の裏の使い方で上半身をリラックスさせることが必要だし、それができればガードを上げたまま力み無く素早いステップができるようになるのではないかと思います。

力み無く立った上にガードを上げたままバックステップをできれば、ガードの上から殴られてもかなりダメージを柳に風みたいに流すこともできると思うので。