カカレコ欠場?よりも

カカレコがビザの問題で欠場か?といわれてるけど、これ以前にこのカードの組み方のほうが自分は気になっていたのでそのことについて。まずカカレコのカードとして組まれたのが、ガジエフアワウディンだった。最初にこのガジエフvsカカレコというカードを聞いてなかなかいいカードだなと一瞬思ったがよく見るとライトヘビー級契約の試合だった。

ガジエフパンクラスでは暴れまわってインパクトを与えているし、外に出しても面白いとは思っていたが、パンクラスではミドル級(84キロ)で戦ってるわけでその上の階級で戦っても、不利になるだけなのになぜプロモーターはこういう階級違いのカードを組むのかわからないし(プッシュしたい選手に有利にするためということが大きいんだろうが)、オファーを受ける側もなぜこの階級違いのオファーを受けるのか。確かにドリームは日本では一番注目される舞台だし、階級が違うというリスクを省みてもチャンスなのでということでオファーを受けてるんだろうとは思うが、結局無駄にリスクを背負って商品価値を落とす結果に終わるだけなんじゃないだろうか。

結果的にこのカードが流れるんじゃないかと聞いて楽しみにしていたファンには悪いが個人的にはそのほうがいいと思う。ガジエフが同階級の相手に敗れるならまだしも階級違いの相手に負けて商品価値落としていたら、意味がまったく違うと思う。他にも例を挙げると、ディアズと戦った井上も元は70キロ級の選手なのに、試合間隔は二週間で76キロ(実際は77キロになった)の契約の試合だったし、戦極では試合間隔3週間でミドル級の近藤に無差別級でのホジャー戦という試合もあった。

またまとまりがなくなってしまったが、選手に十分な準備期間と適正な体重で戦わせられるようなオファーをプロモーターには心がけてほしい。場当たり的な盛り上がればいい的な、あるいは片方の選手に有利になるようなマッチメークは、やめてほしい。