ルール決定の感想

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まず4点ポイント、グラウンドポジションでの膝蹴りは有効であることは、自分は嬉しい。このルールがあると無いとではサイドポジションの有効性がかなり変わってきて、有ればかなり有利なポジションになってグラウンドの攻防はおもしろくなると思っているので。

踏みつけ、サッカーボールキックの禁止についても自分は賛成だ。プライドファンはこれが無くなってしまったことに対してかなり残念なファンが多いようだが、個人的感想をいえば、総合格闘技の発展を考えると、バイオレンスな印象の強い踏みつけやサッカーボールキックは無くすべきたと自分は考えているし、踏みつけに関してはロープを掴んで踏みつけ攻撃をする人が非常に多く、それも実際は悪質な反則行為なのに、なし崩しで認められてるあいまいさが非常に気に入らなかったので、このルールになればそういうこともなくなるだろう。ホンマン、秋山の試合を地上波で放送する上で過激なルールは望ましくないということで、このルール設定になったということもあるかもしれないが、そういう理由でもかまわないと思う。

スタンドポジションからグラウンドの膝を禁止とあるが、あまりそういう攻撃をする人も見ないので禁止にする必要は個人的には感じない。話を横にずらすと、パンクラスでは。グラウンド状態での膝は禁止になっているが、相手がグラウンドで自分がスタンド状態では膝は有効になっており、パンクラスとは逆のルールということになる。踏みつけ、サッカーボールキックパンクラスでは有効なので、やれんのかとパンクラスはちょうど反対のルールということもいえる(ジョシュはパンクラスの踏みつけやサッカーボールキックありのルールが総合格闘技のルールには望ましいという発言をしている)。パンクラスはこのルールを残して独自性として生き残りのためにうまく活用していくべきなのかもしれない。

そして試合時間に関しては10分ー5分の武士道ルールと同じ時間が適用された。これも個人的感想をいえば、10分ー5分ー5分の3R制を望んでいたが、8時開始で時間に余裕があるわけでもやれんのかで、その試合時間を適用するのはリスクもあるし、まあ致し方なしか。チーム茨城や瀧本vsブスタマンチの試合で20分やられるとちょっと間延びする可能性も高いような気もするし。10分ー5分にするくらいなら、総合格闘技で標準的に採用される5分3ラウンドを採用してもいいかもしれないが、1R10分というのはプライドらしさのあらわれでもあるし、残すのもありだとは思う。HERO’Sライトヘビー級も1Rは10分の試合時間が採用されているし。

踏みつけ、サッカーボールキックが消えたことでプライドファンの失望の声が多いが、自分はこのルール設定がプライドらしさを残しつつ、総合格闘技を発展させる上で一番いいルールになったと感じている。このやれんのかというイベントもあくまでピリオドのイベントということのようだが、綺麗さっぱりこれで終わりということには多分ならないんじゃないかという期待を正直自分は持ってるので、単純に最後のイベントにだけはなってほしくないなと思うし、このルールのプロモーションとして続いていくことに期待したい。