ミルコの相手に水野竜也、DREAM公式ルールも決定

ミルコの相手にUファイルの水野
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20080311-00000012-spnavi-fight.html
ミルコ側の視点では特に語ることも無いが、相手に水野というのはパンクラスでの試合を何度が見てるファンにとっては興味深いというか、いきなり水野に決まって驚いた。キャリアはまだ浅い選手だが、試合毎に大器の片鱗を感じるファンは結構多い選手だったと思う。ただ期待のヘビー級日本人という言われ方をしてるが、適正はパンクラスのライトヘビー級(93キロ)でランクインしてることからも、93キロが適正の選手だと思うので、今回は特例でいいにしても、もし今後DREAMで使われるようなことがあれば93キロで使ってほしいと思う。

ただ水野といえばパンクラスを主戦場にしていたし、先日海外で試合をしたときも河野もいっしょに上がってることからパンクラス経由で上がったのかなと思っていたが、パンクラスと疎遠といわれるDREAMに上がることになったということは、パンクラスに上がることは今後無いのだろうか。まあミルコ相手にDREAMに継続参戦できるような内容を残せるのかというと、難しいのも確かだが個人的には結構期待している。
DREAM公式ルール決定
http://dreamofficial.com/news/detail.php?id=1205211062
ルールの感想だが、サッカーボールキックと踏みつけはあったほうがスリリングでおもしろいのは確かだが(先日の戦極の試合でもサッカーボールキックが無いことであったらなと思うところも試合を見てて何度があったし)バイオレンスな印象が強いのも確かだし、無くして正解だと思う。グラウンドの膝はなんとか残るようなのでこれもよかった。10分5分の変則ラウンドが残ったことに関しては、確かに1R10分というのはプライドの流れを汲むという意味では、いいんだけど、やっぱり世界の総合の流れ(世界最高峰がプライドからUFCに移った分なおさら)から見ると不自然さも否めないので、個人的には5分3Rがよかったかな。

以前噂にあった慧舟會離脱か?に関しては門馬がDREAMに参戦したり、磯野氏もジャッジ陣に加わることなどから回避されたようなのでそれはよかった。ただ磯野氏がジャッジという紹介のされ方をしているのはどういうことか。これはDREAMのレフェリングそのものにはほとんど関わらずジャッジ側としてだけ関わるということだろうか?となると以前のプライドのように島田、野口両レフェリーがほとんど主導でレフェリングはおこなわれていくということか?だとしたらかなり残念。

贔屓ブレイク(ヤオブレイク)、贔屓高速ストップ(ヤオストップ)、人気選手を負けさせないために安全性、通例となるストップのタイミングとの整合性を無視してレフェリーストップをなかなかしない(ある意味では危険なだけ)などのレフェリングがまたプライドのときと同様繰り返されるのか。磯野氏が加わるジャッジのほうは、プライドのときのようなマストシステムを利用した、贔屓判定、外様判定(というかヤオ判定)は多少緩和されるかもしれない。個人的には磯野氏にはジャッジだけでなく、レフェリングにも積極的に関わってもらって島田、野口両氏の贔屓レフェリングを監視する役割をしてほしい。そうすればDREAMのレフェリングはプライドのときよりはましになる可能性もあるかもしれないし。