12・2ディファ大会スカイA感想

山澤対吉本
吉本の試合は小気味よくて外れが無い。是非また出て欲しいと思った。


ウマハノフ対宮崎
噂のウマハノフが強さを見せたが、発表体重が70キロ切ってるのが気になった。パンクラスライト級じゃ敵はいないだろうから、ウェルター級でいいとは思うが。まあよそのプロモーションがほっておかないだろうけど、70キロ無いならHERO’Sが妥当なのだろうか?


水野対三浦
水野は結構凄い素材なのではないだろうか?いずれプライドミドル級参戦なんてこともあるのか?まずはパンクラスヘビー級ベルト取りか。練習相手がUファイルだとどうしても小さくなるだろうから、高阪さんのジムあたりに出稽古にいくのはどうだろう?


和田対ヨシロックT
和田がグラウンドでうまさを見せ付けた試合でかなり印象に残った。バックポジションからきっちりキープしながらパンチなどでプレッシャーを与え続けたのが最後の一本に繋がったと思う。


井上対島田
島田が結構好きな選手なので、負けたのは残念だった。島田はミドルレンジだとボクシングスタイルで凄く動きがいいが、クロスレンジ、組み技になるとちょっと動きが悪くなってると感じた。悪い意味で高橋義生風というか。そこを井上がうまくついた勝利か。


河野対チェムベ
この試合は個人的には一番おもしろかった。ヘビー級の醍醐味炸裂という試合だった。チェムベは日本デビュー当初はスープレックスを積極的に出すのがおもしろくて好きだったが、バラレイ(だっけか?)戦あたりから普通の選手になってしまったのが残念に思っていたが、今回の試合では何度もスープレックスを見せてくれたので、そこがよかった。実力差のある試合だったかなとも思った。


竹内対中西
中西はいつも冷静沈着なイメージがあるが、1Rはどこか緊張して固さが残ってる感じがした。1R中盤の打撃のラッシュでペースを掴んだが、それもどこかテレフォンパンチっぽいものを振り回してる感じがした。以前はもう少し打撃もコンパクトな感じがしたが、組みつかれにくくするために、遠い距離で打撃を打ち込んでいってたからそう見えたのだろうか?試合前は多くの予想同様竹内が塩漬けで判定王座載冠すると思ってたが、中西が要所要所打撃でポイントを稼いだ分スプリットながらも判定勝利をした。この判定自体は差はあんまり無いことを前提としつつ自分には妥当に思えた。



パンクラス12・10ディファ有明大会は、細かい感想は、映像を見てから語りたいが、結果だけ見て簡単に。

志田対藤原は藤原いわく「父親は志田選手は相性が悪い」といっていたが、悪い意味でそれが当たってしまった形か?藤原の怪我の心配を一番にしてしまう。


鳥生はさすがの快勝。川村に続いて期待できる選手になってほしい。
WINDYは負けてしまったのは残念。
大石は前回の試合も確かにガードの危うさが心配だったし、ボクシングマニア?の金井のほうが安心感のある試合に思えたが、なかなかの実力者スタンド野沢を一発KOするとは、空手スタイルの成果なのか?


川村はカストロとドローということは、既にそれなりの地力がある選手なんだというふうに思った。もっと伸びていってほしい。


近藤は相手が相手だけになんともいえないが、大晦日を見据えるなら無傷の秒殺勝利は、結果的にはよかったと思う。ただ発表体重が87,9キロと少しお腹がたぷつき気味であったレノグ戦の88,0キロと大差ないし、写真で見る限り体型もレノグ戦とほぼ同じであることを考えると、今作れるベストがあのコンディションということなのだろうか?・・・。そうだと大晦日も若干心配してしまうが。パンクラスナチュラルウェイトでやるにしても、あと1キロは絞って、すきっとしたキレのありそうな体で出て欲しい。プライドでウェルター級(83キロ)でやるなら絞れてちょうどいいのかもしれないけど。本人が大晦日やるならウェルター級の相手になると思うといってたが、考えられるのは郷野、三崎、美濃輪なんかの対日本人という感じになるのだろうか。