桜庭欠場の代役は、スミルノヴァスに決定ということで、一安心。普通に秋山対金の再戦が実現し、総合素人の金と二回やって秋山決勝進出という、展開はさすがに冷め冷めなので、それは消えてよかった。
スミルはこのオファーを一度断ったなんて話も聞いたので、直前オファーでコンディションがやや心配されるところ。以前はキャラの弱い選手という印象だったが、桜庭戦で色んな意味で、格闘技ファンにスミルノヴァスという名前を印象付けたのは間違いない。仮にレフェリーストップで秒殺勝ちでスミルが準決勝進出しても、インパクトはあったと思うが、結果的に敗れたほうが、記憶には残る結果だったとも思う。
スミルノヴァスは秋山の実力査定という意味でも、オールラウンダーで穴が特にある選手では無い分いい物差しとなる相手だと思う。ただ桜庭戦だけでなく、ＺＳＴでおこなわれたサムネスト戦でも序盤はラッシュでチャンスを掴んだが、２Ｒ以降失速し逆転で一本負け（チョークスリーパー）していることからも、スタミナに難があるのも確か。そのことから秋山との試合も長引けば秋山有利になると予想される。
リザーバーマッチでカーロス・ニュートン対石沢常光も決定。石沢は３月の秋山戦で総合の試合に復帰して以来の試合。今回も七日前のオファーということで、前回同様コンディションが心配されるが・・・。ただ前回のときよりはＨＥＲＯ’Ｓに照準を絞って普段から練習してるようだが。しかしＨＥＲＯ’Ｓは直前オファーが多いのが気になる。谷川ＰはＫ−１，ＭＡＸ、ＨＥＲＯ’Ｓと一人でフル回転してるような状況なので、仕方ない部分があるのはわかるが、Ｋ−１、ＭＡＸに比べるとＨＥＲＯ’Ｓの運営がかなりぐだぐだになってるように感じるので、こっち側に誰か多少預けられる人間がいればいいようにも思うが・・・。
