藤田参戦、五味vsラドウィック

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/column/200802/at00016351.html
藤田もDREAMのほうではなく、戦極に参戦。まあDREAMに一極集中するより、分かれて競争したほうがいいと思うので、これはこれでいいと思う。ただ今の藤田にどういう相手を当てれば盛り上がるのかというとちょっと思いつきにくい。モンソンのような選手を当てると何もできず一本負けしてしまうので、打撃系かレスリング系の二線級の選手になるのだろうか。五輪メダリストという名の総合素人はとりあえず止めてほしい。

五味の相手にMAXなどで活躍し、須藤元気にも勝っている(かなり微妙な判定だったが)ラドウィックが決定。実績的にはトップクラスからは格落ちする選手で、あと70キロの落とすのが大変という噂も聞いたことがあるが(ペンとは確か77キロ契約で対戦)、体重は大丈夫だろうか。この選手が相手に決まって、五味のプロテクト的な評価をする人もいるが個人的にはかなりリスキーな相手に思える。立ち技でファンの求める打ち合いに応じた場合、もちろん五味が打ち勝つ可能性もあるが、MAXで武田に勝ったり、総合でもパルバーをKOするほどラドウィックは打撃が優れているので、打ち負ける可能性は十分ある相手。

レスリングや寝技は打撃に比べると落ちるとは思うが、五味の関節技じゃ多分ラドウィック相手に一本取るのは難しいように思うし、そうなると五味は豪快な勝利の可能性もあるにせよ、負けたり微妙な内容になる可能性も高い相手に思える。評価という意味でも、ラドウィック自体の評価がトップクラスから落ちる分、一本勝ち以外だと評価は落としかねないし、相性という意味でもリスクのある相手をもってきたと思う(知名度という意味ではMAXに出ていることもあるので、いいと思う)。その相手にファン、プロモーターの期待する豪快な勝利をおさめることができるか?

前田WECデビュー戦をKOで飾る

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/other/headlines/etc/20080214-00000017-spnavi-fight.html
WECの61,2キロ級に参戦した前田が1RKO勝利。パンクラスでは王者だったが、武士道では二連続一本負けと外に出るといまいちなイメージがどうしてもあった前田だったが、WECデビュー戦でKO勝利を飾ってくれたことは非常に嬉しい勝利だと思う。いまさらかもしれないが、武士道で負けたのは、もちろん外での戦いのプレッシャーや、その時点での力不足の部分もあったとは思うが、体重の面での苦戦が結構あったと思う。今回ある意味じゃ初の適正階級61,2キロでの戦いということで力が存分に発揮された面もあったようにも思う。

今回の勝利がどういう評価になっていくかわからないが、いずれはタイトルマッチまでたどり着いて王座奪取というとこまでいってほしいなと思う。同じ階級でケージファースに藤原が参戦するし、そちらの活躍にも期待したい。そしてできれば志田にもこの階級に絡んでいってほしいと思っているが、一つ上の階級での挑戦者決定戦が決まったので、その階級でのチャレンジが決まった以上はそっちでの頑張りに期待したいと思う。

以前書いた61,2キロ級の記事
http://d.hatena.ne.jp/iippanashi/20080117#1200566855

色々

とりとめもなく、気になることを書きなぐります。
ライト級GP
http://www.hero-s.com/02eventschedule/20080315/20080315.html

ライト級グランプリ参戦予定選手
 J.Z. カルバン/青木真也川尻達也石田光洋アンドレ・ジダ
 宇野薫チョン・ブギョン宮田和幸ヨアキム・ハンセン
 アルトゥール・ウマハノフギルバート・メレンデス
 ルイス・ブスカペ朴光哲、他

まずブスカペが入ってることが不思議。アゼレードと間違えて書いてしまってる可能性が高いんじゃないだろうか?大晦日やれんのかに同じBTTのブスタマンチが出てるので可能性も無くは無いが。ブスカペ自体かなり塩分高めの選手ではあるし。以前石田のメレンデス戦について石田を評価するならブスカペの評価もしてほしいと書いたが、スタイルはかなり似通ったところはあると思う。ブスカペを出すなら、個人的には対石田であの戦法のナンバーワンを決めるか、石田と比較するためにメレンデスを当てるなりして、ブスカペ(間接的に石田も)の評価を見てみたいが・・・。

朴が予定選手に入ってるのは個人的には嬉しくない。あんまり試合を見たことがあるわけでもないので、間違ってるかもしれないが、基本アウトボクシング戦法の選手だったような気もするし。いわゆる三崎タイプの選手だと思う。まあ三崎があれだけブレイクしてるので、朴があのスタイルでもブレイクする可能性も無くは無いんだろうが・・・。

シャオリンが入ってないことは確かに不思議だが、次に試合が出来るのは5月という噂をどこかで見たので、開幕戦には間に合わないということでなのかもしれない。個人的にはGPで凄く見てみたい選手ではあったので残念だが、5月以降あのメンバーと絡んでいってほしい。他の選手でいえば、ウマハノフをKOし、パンクラス王者になった昇侍も所のいるリングに上がりたいと希望を出していたので可能性は高そうか。他でいえばプライドライト級GP出場が消滅した北岡もここに上がりたがってると思う。北岡は海外とかケージフォースとか金網とかUFCとかいってるが、本心はあのリングに上がりたくてしょうがないと思ってると思う。井上に敗れて王座奪取ならなかったことでそれに関して遠のいてしまった感は否めないが。

人気者の所もここに入れれば、盛り上がりにはかなり繋がるとは思う。が、70キロが適正で無いのは明らかなので、下の階級に照準を絞ってこのトーナメントに参加しないというところだろうか。他の決定メンバーは名前で想像するだけでもワクワクできるメンバーなので単純に楽しみではある。元HERO’S組のブラックマンバが入ってないが、彼はかなり好きな選手なのでここに入ってほしい選手。まだ怪我の完治がしてないんだろうか?このまま引退なんてことになるとかなり残念なので、復活に期待。
ルール
予想で言えばHERO’Sルールそのままか、そこにグラウンドの膝を入れられるかというところだろう。地上波放送があくまでメインなので、グラウンドの蹴りは難しいだろう。元HERO’S組のルールへの対応もあるし。時間は標準的な5分3Rでもういいと思う。10分、5分はやっぱり不自然。10−5−5のルールは好きではあったが。

ミドル級GP
84キロでおこなわれるミドル級GPも今年の核の一つとして考えているようだ。この記者会見で上がったメンバーで言えば、秋山、船木、そして公式サイトで適正階級から逃げてるんではないかという指摘を受けたと書いてあったミノワマン、柴田、大山、金、あたりの出場の可能性は高そう。桜庭に関しては個人的には凄く出てほしいが、秋山と同じGPに出ることを渋るのはしょうがない気もするし、まあ谷川氏の説得に期待。田村に関してはこのトーナメントに出ないならもうこのイベントにはぶっちゃけ関わってほしくない。おいしいとこどりだけを狙って試合をする選手はこのイベントにはいらない。金原なんかは船木や桜庭と試合したいと暗にHERO’S参戦を希望していたので、オファーくらいしてあげてほしいかも。ただ三月にパンクラス王者竹内と試合があるので、そこでアピールする必要がありそうか。その前に枠がなくなってたりして。

外国人でいえばカーン、マヌーフ、ユン、弁慶、あたりは有力か。グレイシーも名前的にはあってもいいので、ハレックグレイシーもいてもいいと思う。個人的にはやれんのか大晦日に出て柔術の技術でファンを魅了したブスタマンチの出場を希望したい。

PPV
PPVをやることによるデメリットなどほとんど無いと思うので、今調整中という感じなんじゃないのだろうか?プライドの流れを汲むならPPVをつけるのは必須だと思う。
以前HERO’SのPPVに関して書いた記事
http://d.hatena.ne.jp/iippanashi/20070818