浅間のポテンシャル、来年のチーム編成

 

浅間がマルチ安打と四球の3出塁で勝ちに大きく貢献した。浅間はポテンシャル的には、トップクラスだと思うし、残りの試合は全部出るつもりで、そこできっかけを掴んでレギュラーを取る勢いを出してほしい。

 

来年は、結果を出せる選手がオーダーに並ぶ形を優先してほしい。清宮、王柏融でも調子が上がらず結果が出ないなら試合には出られないという起用にしないと今年と同じようなチームの低迷が来年も起こりうる。

 

来年はサードか外野でとにかくホームランを打てる選手を外国人で取ることが一番チームに必要だろう。レアードを残せばそんな必要は無かったのだけど、放出してしまった以上球団が責任を持って、獲得する必要があると思う。

 

結果が出ないにも関わらずオーダーに名前があり続ける選手が一人ないし二人とかいることは他のレギュラーの選手にとって負担が増えてしまう。主力を放出、放出ではなく、いい選手が一人でも多くチームにいるようにして層を厚くして調子のいい選手をオーダーに9人並べるチーム編成を来年は目指してほしい。

 

その中で浅間、平沼あたりの若手もレギュラーを目指してほしいし、清宮、王柏融のような球団の期待が高い選手も結果を残すことで試合出場のチャンスを勝ち取ってほしい。

若手の経験と結果の天秤

https://www.hokkaido-np.co.jp/article/343841?rct=s_fighters

相手のエースが登板すると、対抗できる打者が限られる。

 この日も、6回を投げた則本昂から放った5安打のうち、4安打は2~4番だった。金子打撃チーフコーチは嘆いた。「(則本昂は)ほかの打者にエネルギーを使っていなかった」

 

 

 

 

2番から4番以外は実績、経験が無い選手が並んでいるので、則本が余裕を持って投げられるのは当然の話。中島は経験はあるけど打力的には、あまり期待できないし。

 

フロントが主力を毎年のように放出した結果、若手が並ぶオーダーになってそれに魅力を感じるのもわからなくはないけど、そういうオーダーに安定した結果を求めるのは無理だろう。

 

それに対してフロントが若手が経験を積んでるから結果は二の次と考えるのか、順位が低迷していることに危機感を感じているのか。

 

若手中心のチームへの移行を急ぐあまり、実績、経験が豊富な主力選手から成る土台が毎年のように削れていってその内無くなってしまうんではないかと思ってしまう。

球団運営のやり方

レギュラーであろうが、リーグのトップ選手であろうが年俸の高くなってきた選手は放出して、その穴を若手の育成と外国人の補強で埋めるやり方はコストを抑える方法としては確かに一番スマート。

 

そのやり方を貫いて、ほぼAクラスを維持して、尚且つ何度も優勝しているのは確かにフロントの優秀さの現れだと思う。ただ糸井を放出した翌年に最下位、レアードを放出した今は5位に沈んでいる。

 

このやり方は勝ちを最優先にした球団の運営のやり方ではない。あくまでコストを最小限に抑えることが最優先でその中で勝ちを探っていくというスタイルになっている。

 

そのやり方をこれからもずっとぶらさずやるというなら今年や2013年のような大低迷する年は今後も避けることはできないし、来年今年のように低迷しないと言い切ることもできない。

 

今のチーム状況に対して監督を変えろとかコーチを変えろとかいう声も多いけど、正直それをしたところであまり変わることはないと思う。あくまでフロントが今のコストを最小限に抑えることが何より優先される運営をしていることが今のチーム状況に全て繋がっているので。

 

監督が変われば、監督交代を望むファンは喜ぶだろうけど、仮にそうなったとしてもトカゲのしっぽ切りをしただけに思う。フロントの交代を望むなんて声もあるけど、誰がそれを主導して、誰がフロントになるのかを現実的に考えると実際は考えにくい。

 

フロントが今のチーム状況に危機感を覚えて、方針を変えることが一番現実味があるような気が自分はしているが実際はどうなるか。極端なことをいえば身売りをするくらいが今の日ハムが一番変わる方法としては可能性が高いくらいに思ってしまうが。

日ハム対ロッテ

結果はもうなるべくしてなってると思う。毎年のように主力が流出していて、それを若手の育成と外国人の補強だけで補うやり方は、どちらかでもうまくいかないとチームは厳しいのに、今年は両方うまくいっていない。

 

今年成長してチームに欠かせない選手になっている渡邊だけど、彼はチームの7番目くらいのポジションで勝ち負けをあまり背負わず伸び伸びプレーしてほしい選手。ただ球団が毎年のように経験、実績のある選手を放出する結果、渡邊がチームの中の5番目くらいのポジションでプレーしないといけなくなっている。

 

これではなかなかチームとしての力が出ない。渡邊がプレッシャーを感じながらプレーしないといけない環境になっているのは、自分的にはちょっとおかしいかなと思う。消極的にプレーをするなと批判されていたけど、主力がバカバカ抜けるチーム編成が彼のプレッシャーを増しているところもある。

 

ロドリゲスが崩れてしまったけど、最近安定した内容が多かったのであまり責めることはできない。ロドリゲスは本当なら、有原、上沢、マルティネス、金子、加藤の次くらいのポジションで先発として投げさせたい投手。彼も投手陣が怪我や、スカウトの不発で、機能してない投手が増えてしまった分プレッシャーが大きくなってしまった。

 

渡邊やロドリゲスのようなまだ経験の浅い選手が凄くプレッシャーのかかる立場でプレーしないといけない状況が今のチーム状況の現れのように思う。彼らはキャリアからすれば満点に近い成績を残してくれている。

 

何度もいっているけど今の低迷するチーム状況は経験、実績豊富なレアードの放出による戦力の低下、上沢、マルティネスの怪我、外国人補強の失敗が全ての発端になっている。そこをしっかり認識して来年以降のチーム作りに生かさないと、来年も同じようなチーム状況が続いてしまう。

日ハム対オリックス、浅間の起用法

www.nikkansports.com

 

内容、結果はもちろんよかったけど、久しぶりに1軍で復帰した浅間の起用について。今日は慣れないサードでの起用だったけど、試合終盤には守備固めでレフトに回った。

 

近藤のときもいったけど、この起用法はサードとしての経験、技術がうやむやになるのでやめるべき。守備固めを出すなら、杉谷を出せばいいし、なんなら最後まで浅間がサードでもいいくらい。

 

負けられないシーズン終盤ではそれは難しいけど、シーズン序盤ならリスクを背負ってそれくらいやらないとサードとしていつまでも中途半端になってしまう。

近年のパリーグの主力選手(野手だけ)の流出、移籍

流出

日ハム

陽 大谷 レアード

ソフトバンク

なし

西武

浅村

ロッテ

デスパイネ

楽天

なし

オリックス

なし

 

加入

日ハム

なし

ソフトバンク

デスパイネ

西武

なし

ロッテ

レアード

楽天

浅村

オリックス

なし

 

 

当たり前の話だけど、チームから主力が多く抜けているところは戦力的には不利だし、主力がよそから加入しているところは戦力的には有利になる。

 

数だけを書き出すと

日ハム マイナス3

ソフトバンク プラス1

西武 マイナス1

ロッテ プラスマイナス0

楽天 プラス1

オリックス プラスマイナス0

 

戦力を安定させるためには、この数字を最低限プラスマイナス0にしないといけないし、できるならプラスにできるとかなり有利になる。

 

マイナスになるチームはマイナスを最小限にしないといけない。

杉浦の育成考

baseballdata.jp

 

肩の故障歴があるということで、大事に起用されてきたけど、ここ4試合はローテで投げていて、2試合連続でQSを達成できた。

 

杉浦の育成というところに関しては、首脳陣はよく考えて少しづつローテで投げられる投手になれるようにやっていると思う。

 

多分後2回くらいの登板になりそうだけど、できれば100球を超えて7回まで投げられる投球をしてほしい。で来年はローテで1年投げて1試合110球前後、6,7回を安定して投げられるようにというところが目標になってきそう。