オープナー加藤

http://d.hatena.ne.jp/iippanashi/20181227日ハムは来季オープナーを戦術として取り入れる?

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181230-00000048-spnannex-base日本ハム浦野 フル回転宣言「1年間1軍にいて貢献したい」

http://baseballdata.jp/playerP/1500110S1.html   /2018年度 加藤 貴之 全打席成績



加藤は先発登板した試合では序盤2回に限ればかなり失点率は低くなっている。二回り目、三周り目に捕まって失点する確率が高く、それが防御率の悪化に繋がってしまっていた。だから序盤の一回り目に限定されるオープナーというポジションは加藤にはぴったりといっていいくらいだと思う。



本人はローテーションの一角で投げることを目標にしてるだろうし、そこで安定して投げられるならそっちが優先になるだろうから基本的には先発投手としての調整が主になると思う。ただもしオープナーをやってくれるなら、5番目、6番目の先発投手の登板のときの防御率も下げることが出来るのでは思う。



調整だったり、オープナーのポジションを長く続けたときのコンディションがどうなるかというのは未知の部分が多い。6連戦のときは、カードの真ん中か最後に投げて2試合。週5試合のときはどこかで1試合だけという登板数なら調整的には難しくないのではと思う。



イメージとしては上沢、金子、加藤(杉浦)、マルティネス、有原 加藤(上原)というようなイメージでローテーションの5枚目、6枚目のやや不安定な投手のところの先発をオープナーが投げて、安定する確率を上げる。以降第2先発の杉浦や上原が繋いていく。



オープナーの後を投げる先発は不本意だと思う人が多いだろうから、いいピッチングをしてオープナー無しで投げられるようにというモチベーションを作ることにも繋げられる。個人的にはオープナーはかなり理にかなった戦術だと思うし、日ハムに合ってる部分があると思う。だから取り入れてもいいかなと思う。普通にローテーションが5枚、6枚安定すればそれは一番なんだろうけど、現実的にそれは難しいだろう。


だとすれば少しでも5枚目、6枚目のときの防御率をよくする可能性があるならオープナーを積極的に取り入れてほしいと思う。


追記
カードの2番目、3番目に週2試合投げるとなると多分ナイターとデーゲーム両方で毎週準備しないといけないから、そこはちょっとしんどいかも。


おおまかに数えただけだけど、17回先発で序盤2イニング限定での失点は11。防御率は2.91。ただ9月メットライフ西武戦での登板で2回4失点以外は序盤に炎上した試合は無かったので、もしオープナーという評価があるなら、17回の先発登板の内の16回は試合を壊さないように立ち上げてくれている。年間のイメージとしては6連戦のときに2回、週5試合のときに1回オープナーの登板で年間40試合80イニングの投球回、防御率は2.50を切るくらいの数字を残せればチームへの貢献度は凄く評価されるのではと思う、