日ハム6月の戦い


日ハムが6月を終えて首位とゲーム無しの2位という順位自体は凄くいいと思う。ただ6月の結果が12勝10敗というのは、個人的にはやや不満はあるし、内容も課題は多く見えた気がした。中島が怪我で離脱してしまったが、それ以外は大きな故障者もなく、戦力的にはまあまあ整ってるかなという印象。



課題を一つ上げるならやや疲労が見える投手陣をどうするべきかというのが一番かなと思う。先発陣は加藤が2軍にいったり(今日2軍戦で完封)、有原が先発に戻ったり、上原が形になってきたり、駒が揃いそうな気もするし、まだまだ不安という気もする。明日投げる吉田や、2軍で調整中の堀や杉浦が、シーズン後半戦に1軍でどれくらい戦力になれるかも、日ハムが上位を狙う上では鍵になってきそう。



今日時点で72試合消化でちょうどシーズンの半分を終えたことになる。いい意味で山あり谷ありという感じでここまで来たけど、そのことがチームにとって凄く糧になってチーム力が上がってきた印象はあるけど、まだまだ酷い内容の試合も多く、チームとしての完成度は低い。逆に言えば伸びしろがあるともいえるけど、後半戦にいくにつれてそれが勢いになるのか、若さというマイナスな面になるのか、読めないけど、選手の頑張りだけでなくシーズンを通したチームマネジメントの力が凄く大事になってくる気がする。



栗山監督、フロントが今のチームをどう舵を取るか。試合ごとの采配以上に凄く重要になると思う。まずはオールスターまでの残り9戦をいい形で戦って後半戦に繋げてほしい。