レアードのマイナーの成績

https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=laird-001bra

これを見ると3Aで大体打率は2割5分強、ホームランは15本強で中距離打者というイメージ。最後の年は3割18本と数字が上がってきてるのでこの伸び率もあって日本にスカウトされたのかなと思う。ただ来日当初は日本の配球に苦しんだ。栗山監督がそれでも使い続けた結果、日本の野球に慣れて3年で100本を超えるホームランを打てるバッターになった。マイナーの成績から見るとここまでホームランバッターとして成長すると想像するのは難しかったんじゃないだろうか。


https://www.baseball-reference.com/register/player.fcgi?id=hermid001jer(ハーミッダのマイナーの成績)


ここだけ見るとこの選手を連れてきたスカウトの眼力が凄いとなると思うけど、同じ年に入団したハーミッダは、メジャーの実績はあったにも関わらず日本では鳴かず飛ばずで終わったので、スカウトの難しさと、外人選手の日本での活躍の難しさというのもわかる。



今年獲得したオズワルド・アルシアはメジャーでの実績も、去年のマイナーでの成績もかなり優秀なので期待度はかなり高い。だからといって日本で活躍するかはフタを開けてみないと全くわからない部分もある。アルシアにとって、日ハムに来てラッキーなことは、同じく助っ人としてスカウトされて、最初は日本の野球に苦しみながらも、そこを乗り越えて活躍する選手になったレアードという存在がいることだと思う。



アルシアにとってレアードはいいお手本、先生になれると思う。レアードに素直にアドバイスを求めたり、うまくコミュニケーションが取れる関係になれれば、活躍できる確率も上がる気がする。逆にプライドが高くて、うまくいかないときでも、周りのアドバイスも聞かないとかだと、ちょっと心配にもなる。


https://www.fighters.co.jp/news/detail/00000706.html


ここのアルシアのコメントを見る限り大丈夫そうな気はするけど。レアードは日ハムでは唯一長くいる外人選手なので、アルシアだけでなく新しく入るトンキンやロドリゲスなどの新助っ人選手も、まとめて引っ張るような役割も期待したい。