打線低調の理由

何回も書いてることの繰り返しだけど、2017年に大谷、2018年にレアードと2年連続でホームランバッターがチームから流出していることが一番大きい。

 

2018年は前年に大谷が抜けた穴を、打率は高くなかったけどアルシアを補強していたし、レアードは残っていた。

 

今年はレアード(アルシアもだけど)が抜けて、その長打力を埋められる選手が一切いないといっていいほど出てこなかった。

 

7月までは中田が調子がよかったので、レアードの穴もそこまで感じなかったが、8月に入り中田が調子を落としたことで打線にホームランを打てる人がほとんどいなくなってしまった。

 

そうなると相手投手はホームランを一切警戒する必要は無く、ストライクゾーンにガンガン攻め込んでいける。最悪打たれたとしても外野を越されることはないだろうって感じだし、仮に完璧に捉えたとしても外野の頭を越されない限り野手の正面にいってしまえば、問答無用でアウトになる。

 

それなら四球を出すくらいならど真ん中に投げて打たせればいいという大胆な投球が出来てしまう。それくらいチームから長打を打てる人が減ること、それも2年連続でそうなることは打線の状態が落ちることに直結してしまう。

 

レアードがいなくなったことで、打線の中でマークする選手が一人減るわけだし、その分他のレギュラーのマークがきつくなって、成績自体落ちてしまう。それも打線の状態が落ちることに繋がってしまった。

 

 

どこのチームでも、2番目にホームランを打っていた選手(大谷)、一番ホームランを打っていた選手(レアード)が連続で流出したら、打線はかなり苦しいと思う。