PRIDE男祭り予想

<第10試合 ヘビー級タイトルマッチ>
[王者]エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア/レッドデビル)
[挑戦者]マーク・ハントニュージーランド/オシアナスーパーファイタージム)

ハントが何もできずに負ける展開が濃厚に思う。ハントには見せ場を何回か作って盛り上げて欲しいが・・・。ヒョードルがアームロックで一本勝ち。変に殴りに固執してヒョードル拳負傷、長期欠場は勘弁。

<第9試合>
ジョシュ・バーネット(米国/フリー)
アントニオ・ホドリゴ・ノゲイラ(ブラジル/ブラジリアン・トップチーム

コンディションの差が試合にそのまま出そう。ノゲイラが終始優勢に攻めて判定勝ち。

<第8試合>
吉田秀彦(日本/吉田道場)
ジェームス・トンプソン(イギリス/チーム・トロジャン)

吉田がKOされるイメージがあまり沸かないので、なんだかんだで一本獲りそう。トンプソンも藤田戦みたいに、テイクダウンを防いで、吉田をぼこぼこにする展開に期待したいが、試合への準備も十分とはいえないのも不安材料か。吉田が袖車絞めで一本勝ち。

<第7試合>
五味隆典(日本/久我山ラスカルジム)
石田光洋(日本/T−BLOOD)

石田のしつこいタックルからのグラウンドコントロールを防ぐのは、難しいと思う。石田が判定勝ち。

<第6試合>
藤田和之(日本/Team Japan・藤田事務所
エルダリ・クルタニーゼ(グルジアグルジアレスリング協会ナショナルチーム

藤田対イブラヒムの再現か、吉田対ガードナーの再現か、どちらでもないか。クルタニーゼのポテンシャルが爆発する展開に期待したい。ただ爆発したところでヘビー級のトップにいける確率は、低いだろうけど。藤田がパンチでKO勝ち。

<第5試合>
川尻達也(日本/T−BLOOD)
ギルバート・メレンデス(米国/ジェイク・シールズ・ファイティング・チーム)

この試合はどっちに転んでもおかしくないような気がする。イメージ的には川尻が有利かなと思うが、メレンデスの伸びるストレートをヒットさせて、前への突進が生きる展開になればメレンデスが有利になりそうか。川尻がテイクダウンからのパウンド連打を久しぶりに炸裂させKO勝ちと予想。

<第4試合>
マウリシオ・ショーグン(ブラジル/シュート・ボクセ・アカデミー)
中村和裕(日本/吉田道場)

立ち技だけで無く、寝技でもショーグンが上に思う。中村がトップを取ったところで、抑えこんでコントロールするのは難しいと思う。中村が勝つならショートのフックを完璧にヒットさせKO勝ちするしかなさそう。中村は首相撲に捕まるとあまり対処がうまくない印象があるので、ショーグンに首相撲されると一気にKO負けしそう。首相撲を嫌がって下がったところをショーグンがさらにラッシュをかけ、踏みつけからサッカーボールキックでKO勝ち。

<第3試合>
郷野聡寛(日本/GRABAKA)
近藤有己(日本/パンクラスism)

この試合に関しては、予想より願望が先にきてしまうが、とりあえず郷野の最近の試合を振り返ると、距離を取ってカウンター狙い、そして相手のスタミナ切れを待つという戦法が多いが、郷野がペースを握るのは、相手のスタミナが切れて、圧力が落ち手数が減ったときに初めてというパターンが多い。郷野がペースの握り合いになるといってるが、近藤はスタミナ切れで終盤失速することはほとんど無いので、郷野は序盤からペースを握って離さない試合運びが必要になりそう。近藤側から見ると、最近のスランプ、83キロで二戦目、試合時間はスタミナで有利になる20分では無く15分、プライドで連敗中と不安要素を挙げればきりがない。ただ近藤の評価は下げたが、アウトボクシング戦法のレノグ戦を経験したことは郷野戦に応用、スライドできる部分もあると思う。キャリア、テクニックでは郷野がレノグより上だが、リーチはレノグのほうがあるので郷野のリーチでのアウトボクシングはまだ対応しやすいかなとも思う。なんとか1R中盤くらいには距離を取る郷野を捕まえ近藤がペースを握る展開を見たいが・・・。2Rからショートのパンチ、前蹴り、組んでの膝で優位に立ち判定で近藤勝利と予想。

<第2試合>
青木真也(日本/パラエストラ東京)
ヨアキム・ハンセンノルウェー/フロントライン・アカデミー)

青木の打撃の防御は穴があると思うので、ハンセンの打撃を前にすると危ないと思う。青木の下からの攻めもハンセンには通じないように思う。ハンセンはどっちかというと抑えこまれる展開を気をつけたほうがよさそう。青木は菊地を抑えこんで判定勝ちしてるからテイクダウンからの抑えこみもうまいと思うので。ハンセンが打撃で圧倒して最後はパウンドのラッシュでKO勝ち。

<第1試合>
田村潔司(日本/U−FILE CAMP.com)
美濃輪育久(日本/フリー)

前回の試合は、美濃輪のほうが勝ちだけでなく、UWF系の回転するおもしろい試合をしたいという気持ちで、田村のほうが勝ちに徹した試合というふうに感じた。今回も田村が勝ちに徹するなら、関節技の取り合いに付き合わず打撃のヒットアンドアウェイ戦法がいいだろう。お互い実力的に前回と比較して変わったという印象は自分にはあまり無い。しいていうならプライドという舞台には美濃輪のほうが慣れてるか。となるとそこの差の分前回より拮抗した試合になりそうか。でも最終的には田村が優位に試合を運び判定勝ちと予想。